見出し画像

2021-09-04 しのぎ切ったスアレスと「右に強い左」坂本と Ys3-1C #097


正直よく勝ったなって試合。広島で一発が計算できるのが鈴木誠也のみってのもあったと思うが、それにしてもこういう接戦をモノにできるからここまでAクラスで居られるんだろうなと。

今日の先発スアレスは初回いきなり160kmをマークし度肝を抜かれたが、一方でそのストレート変化球共に対応されることが目立ち、状態的にはそこまで良いようには見えなかった。それでも1まわり目は速球中心で粘られながらも三振を奪えた。2まわり目からはいつもの変化球中心の配球に切り替えて打ち損じピッチを狙ったが、

画像3

画像4

3回野間、4回安部と色々手出しをしたものの万策尽きたかのように打たれる様子が目立った。それでもなんとかしのぎきることが出来たのは長打を打たれなかったこと。あと林だけはきっちり速球で空振りが奪えたことが大きい。プロ最多投球数の120球まで投げてくれたので感謝よ。今季は成績は落ちている一方でなんとか大きな怪我なくいけている。後半戦はフル回転が頑張ってほしい。

6回はスアレスがまさに万策尽きる形で連打を喰らいピンチを作ったが坂本がピンチを救ってくれた。ヤクルト側から見ると対右.192に対し対左.318の坂本に対し安部から代打長野は正直助かった。長野は対左.254でそこそこ打っているし安部は対左.176なので向こうからすれば起用は間違っていないのだが。

画像1

画像2

坂本さんは右相手だと思う存分腕が振れる。多少スっぽ抜けても大きな怪我をさせるリスクは無いし、引っかかる球もあるがそれが結果としてアクセントになる部分も大きい。それでも制球が乱れると見極められることがあるが、今日は良いコースに投げきることができた。

今季のヤクルト左に強い右の今野と星、右に強い坂本とセオリーに沿わない中継ぎ陣を揃えているのが意外と効果を発揮している印象はある。技術的な理由はわからんが、勝負強さの一つの要因になってるかもしれんね。

ありがとうございます。うちの猫さんのご飯代となります。