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2020-07-30 直球勝負に対応した吉田大成と過去一番の高橋と久々に来た神宮と #034

藤浪の話が長くなりすぎたので切り分けた。藤浪に対して左を8人並べた時点で得点がそこまで入らない事は予想できる部分もあった。そんな中、まず早いイニングで先制点を上げられた事が良かった。

藤浪吉田適時打

立ち上がりの藤浪は村上へのフォーク1球以外全て直球勝負。まぁ荒れ球のパワーピッチャーの場合、無い戦法ではないんだ。過去に高橋くんが全球直球で3失点食らった時は流石にどーかと思ったが。2回も直球が締める「打てるもんなら打ってみろ」という投球に対してきっちり逆方向に打ち返すことができた。OP戦の打ち方を考えるとちょっと戻ってくるのが遅くなったがエスキーの守備での調子が落ち気味の中、ショート争いが混沌としていく。割って入ってきて欲しいね!

そしてなんと言っても昨日は高橋奎二ということになる。高橋くんと藤浪でサクサク試合の進むロースコアゲームなんて誰が予想しただろう。昨日と比べて球審橋本がゾーンを広めに取ってくれたこともある。それにしてもストレートとスライダーが冴え渡り、特に今当たっているボーアに対しては全く的を絞らせなかった。

高橋ボーア4回

4回オモテ得点圏の場面。全球ストライクゾーンで勝負が出来ている。

高橋ボーア7回

逆に7回は粘られながらも最後までスライダーを投げきった形。これだけ投げて打たれないってことはよっぽど合わなかったのだろう。正直ここは粘られ続けるよりは次の梅野と勝負したほうがとも思ったが、最後きっちり打ち取ることができた。

高橋陽川8回

唯一の大きなピンチも最後は詰まらせてゲッツー。配球表よりも内角には投げきっていたと思う。こういう場面で回ってきたのが今までだと鈴木誠也とかソトとか坂本だった。それと比べれば陽川が1つ落ちる相手だったのも確かではあるが、これで過去最長の8イニング無失点ピッチング。間違いなく内容的にも過去一番のものになったと思う。そのままいくなら次は強力広島打線。ここでも物怖じしないパワーアップした高橋くんを期待するよ。

最後に久々の神宮。観客5000人限定ということもあり自分が神宮に戻ってきた13~14年を思わせるような雰囲気。しかも応援歌も無い環境は確かに異様な光景にも見えた。でも手拍子でちゃんと応援歌が「聞こえてくる」感覚は今しか無いもの。この環境での野球を今は楽しみたい。



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