2021-06-02 制球型投手の弱点と元山に求める未来像と Ys1-3E #051

現地観戦だったが完敗。試合内容自体もあまり語れる内容が無いんだよねぇ…。４安打１点じゃ勝てません。

先発田口は制球にかなり苦しむ形となった。対左相手の被打率が良くなかった中、向こうも左を揃えてきたので相性の問題もあったかもしれない。小深田スズキ島内岡島茂木辰己と左の好打者が多いのよね。あと今日の球審がどうも酷かったらしくて…。「そもそも制球ができてないんじゃねーか」ってところは合ったかもしれんが、制球型の投手は「ここがストライク」と分かるとしつこく投げきることができたりもするので、ストライクゾーンが見えて来ないと投げる場所がぼんやりとしてきちゃうのはあるのかなぁとも。これはライアンなんかにもよくあるやつ。

一方で相手先発則本みたいな速球で押していく投手は「エイヤー！」でストライク投げ込む勝負ができる分、審判のゾーンに左右されづらさはあると思ってる。今日なんかはどちらかと言えば則本の方が審判のゾーンに苦しめられた感はあるが球速という手札は何者にも代えがたいものがある。

田口も悪いなりにまとめようとしたが、4.2回が限度。イニングを食うことができなかった。

打線はそもそも４安打じゃ勝てないが、１チャンスをモノに出来なかった事は大きい。やり球に上がってしまうのは元山かねぇ。

一二塁は簡単ではない。ルーキーなのでもちろん簡単じゃないのも分かる。が、今回は決めて欲しかった。「元山にバントさせてもどうせ失敗するのに」的な事を言ってた人もいたが元山過去3-3でバント決めてるんだね。そら信用する。全体を通してみると75.68はリーグ最下位。もうちょっと確実に決めたいところ。

元山の話に戻すと例えば仮に廣岡なら何故バント？ってことも言える。彼の目指すべき場所は池山隆寛だったろうから。元山の目指す場所は同じ背番号６を背負う宮本慎也。堅実な守備とシュアなバッティングが強みならきっちりバントも決めていかないといけないのよ。でも今日の失敗ですべてを失うわけでもない。きっちり切り替えていかないとねぇ。