2022/1/25 「ARIA The BENEDIZIONE」スタッフトークショー第4弾 音楽編 #ARIAカンパニー
司会:御手洗AD 登壇者:佐藤順一総監督、佐藤恭野さん、笹子重治さん【Choro Club】、妹尾さん
●本日も雨!
恭:本日は、足元の悪い中、お越しいただきありがとうございます。さて総監督、足元の悪い中、来てくださったお客様にご挨拶へ
サト:お詫び会見じゃないから
(世界のサトジュンは雨男としても、ファンの間でも有名です)
●TVシリーズ第一弾の経緯を教えてください?
恭:日付が、2005.8.1となっていますね。
恭:最初会ったときは、ずいぶん渋い おじさま方やってきたなって。
笹:妹尾さんとは、1つ前にドラマで仕事したことがありましたね。
妹:あの時は、別々でやっていたので、会うことはなかったですね。
笹:ああだから、最初は、そんなに険悪に見えたのかも?
妹:ドラマでは、7割、僕のほうがコーラスでしたね。今回は、「Choro Club fea. 妹尾」だったので楽しみにしてました。
サト:てっきり、仲が良いものだと思ってました。
恭:監督、この組み合わせは決め打ち?
サト:フライングドックの福田さんがひらめいて、この組み合わせになりました。
笹:最初の振り分けは、結構適当に振り分けましたね。
恭:妹尾さんは、ここだというところで曲作ってますよね?
妹:大体イメージでバラードですね。普段の仕事だと、こういうシーンが多くて、気づけば、誰かが死んだ時の音楽担当になってました(笑
♪灯りのテーマ
恭:アレンジ入る時は笹子さんですね
笹:ややこしい注文が入る時はだいたい担当しますね
恭:監督はどうおもった?
サト:ARIA の曲はこれだなって。編集マンは切りたがるので、ARIAの世界は音楽なんだって説得しました。
恭:ずっと音楽を流すんだ ってね
サト:作品がはじまったら、まず音楽をかける!
笹:楽しい仕事でした。
サト:1番最初の資料は何渡しましたっけ?
妹:原作と絵コンテでしたね
サト:けっこう困りました?
妹:すごくワクワクしてました。期待に応えられるかな、できるかなって!
笹:音楽作る人は人それぞれなんですよね。作品をイメージする人と、言葉とかワードだけ作る人
恭:笹子さんはどちら派?
笹:勝手に作っちゃう派(笑。あまり、作品に合わせようとはしませんね。
恭:でも、ピタリとあっちゃんうんですよね!
♪目覚め〜営業開始
恭:妹尾さんはぜんぶ打ち込みでつくっちゃう
妹:シンセサイザーで、バンドリンは厳しかったですね。
恭:ふつうは書かなかいことを指定してしちゃっているので
恭:イントロ倍にして、後半少し変化、バンドリン入って、回し目でギターとベースって!
笹:何分何秒って決められてしまうと、全然良いものができないんですね
♪大好きな街 飛び交う挨拶 優しい人々・郵便屋さん
恭:4拍子でショーロクラブアレンジ。これはどういうふうに作ったんですか
笹:3人で集まってちょろっと
恭:こういうのサクッとやっちゃんだよね~
♪静かな夜 美しい夜空
恭:これはすごく印象深い。なのに、コンサートでもなかなかやらなかったよね。
妹:他のドラマでもやりすぎちゃっててw
●Choro Clubメンバー、妹尾さんがモデルのアニメシーン
恭:音楽演奏の作画シーンをやりたいから、アニメスタッフに録音風景 撮ってこいって言われたんだよね。:笹子さん、自分がアニメになってどうだった?
笹:すごく嬉しかった!!
妹:これに合わせて、今日の服着てきたんですよ!
●CREPUSCOLO、BENEDIZIONEで、再びオーダが来た時はどうでした。
妹:ああ、家に帰ってきたな、ホームに戻ってきたなって。ソロコンサートでも、ARIAで知って来てくれたお客さんもいました。
サト:曲数が限られているので、シーンに合わせて発注したけど、どんな曲が出てくるか、楽しみでした。
恭:このとき、打ち合わせで割り振りしてなかったよね。
妹:1人5曲以上って感じで。
恭:ほんとざっくりの打ち合わせで、すしPも、もう終わったの?って驚いてた
●最初の曲があがってきてそこから、どのシーンにつかうか、それにあわせてどう変えていくか、「福田案」、「サトジュン案」、「恭野案」とあって、最後、「佐藤家の決定」なんですね。
妹:これって誰が権限もっているんですか?
恭:監督にきまっているじゃないですか~
サト:そーですか?
笹:これいうと怒られるかもしれないんですが、自分のアルバムを作ったら、作りすぎてしまって。これ、ショーロクラブの何かのためにとっておこうと思ったら、ちょうど、福田さんから電話がかかってきて。
恭:ARIAのことを全く考えなかった曲ですね!
笹:だけど、妹尾さんのピアノソロバージョンもできて、とてもいい曲になったなって。
妹:ありがとうございます
♪冬の世界
妹:この曲は、冬の夜明けのシーンで、雪が一振りふってて、綺麗な朝日か差し込んで・・・
恭:恥ずかしいセリフ禁止!!
恭:もともとはゴンドラの引退式だったんだけど、福田さん、私は別の曲を選んでいたんだけど、最終試験に、これを選んだのは監督だよね
サト:この曲を聴いた時に、もう朝日が登っていた!
妹:これを作るとき、オーバーダイビングして、魂こめてつくりあげました。
●譜面の写真
妹:Choroさんは譜面がひどい!
恭:とくに沢田さんはアウト!
笹:なので、譜面ソフトを使う知恵がつきました。
恭:妹尾さんは、タイトルがまた恥ずかしいのよ~
恭:Choro Clubはなんでつけないんですか?
笹:すぼらだからです!
司:誰がつけるんですか?
笹:福田さんです!
●最後に挨拶おねがいします。
笹:この作品に関わらさせていただいて本当に幸せでした。自分のなかでも、すごい大きな仕事の1つです。
妹:ARIAに出会えて、いろんな出会いに出会えました。本当にありがとうございました。
恭:他にも聞いて欲しいデモいっぱいあるんで、またやりたいですね。
サト:また、演奏会をやりたいですね。今日は、雨の中、ありがとうございました!