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男性は父だけ(多分)の母の名言

写真はきのうの続きでもう一人の娘から届いた母の日ギフト。リンツチョコレート詰め合わせ。ここのカタログ作ったりの仕事している娘。私には高級チョコレートなので1日2個くらいしかもったいなくて食べられない笑

私の母は山形の人。父は川崎の野川というところの人。二人が知り合ったのは「軍人さんに励ましのお手紙を書こう」というもの。文通を重ねて戦時中に結婚した。結婚するなら戦地からの一時帰宅が認められてたんだって。

山形は雪国で、それが嫌だった母は「誰かここから連れ出して」と思ってたらしいから願ってもないことだったろうと思う。昔は顔も知らずに親の言いつけで結婚もあったからこれは恋愛結婚だよね。

リヤカー一台から八百屋を起こして店を広げ娘を三人育てて…相性は良かったんだろうな。父が亡くなるまでいつも一緒で仲良しだったと思う。

私が離婚したあと、父が亡くなってから母と二人で近場の温泉…ここからだから熱海箱根伊豆方面かな、年に何度か行ってた。ほとんど観光もせず車で行って一泊して帰ると言うものだったけど、私は仕事の間に気分転換できたし、なにより母から昔話を聞くのが好きだった。

亡くなってしまった今、一寸聞きたいことを母に聞けないのが一番困る…姉妹それぞれの記憶は曖昧で…

そうこの名言も姉に言ったら知らなかった。

「愛は小出しに」

これだよ。うちら三姉妹は父の血を引いてか超せっかちで気が早くて情にあつくて…即断即決で「さってばさ」姉妹。話も早いし良いのだけど小出し、ってのが苦手…感情も好意も思い切り行ってしまうんだよね…。

父しか知らない母にこんな恋愛のテクニックの心得があったとは、これを聞いたとき「もっともじゃ」と思ったんだよね。思っちゃいるけど…自分をコントロールするのはなかなか難しい。

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