Notion API連携!Alexaから音声入力でNotionに書きこむ
Notion APIが5月に公開された。Notionの活用範囲が広がる非常に便利な機能であるが、まだ使っていないひとも多くいると思う。そこで、今回の記事では、少し興味はあるけど使ったことがないひとでも簡単にできる、API連携の活用術を紹介したい。
Notion APIとは?
Notion APIが公開されたときに書いた記事はこちら。
いつでもどこでもNotion!
私は全ての情報をNotionで一括管理したいが、常にパソコンの前で、Notionを開いているわけではない。いつでもどこでもNotionが使えたら便利だとずっと思っていたが、それがAPIで叶った。
例えば、キッチンで料理している最中に、○○がもうすぐ無くなりそうだ、と思ったときに、忘れる前にすぐにメモしたい。このように手が離せない状況でも、「○○を買い物リストに追加して!」とAlexaに声で伝えれば、Notionの買い物リストに追加される。
音声入力はとても便利なので、スマートスピーカーをお持ちの方は一度試してみてほしい。
Alexaから音声入力でNotionに書き込む
今回は、Amazon のAlexaに「やることリストに○○を追加して」というと、Notionに追加される、という例を紹介する。
※Alexaには、次のリストが搭載されているので、どちらでも好みに合わせて設定してほしい。
- やることリスト(=Todo List)
- 買い物リスト(=Shopping List)
準備1. Todoistに登録する
今回はTodoistというサービスを利用するため、Todoistのサイトでサインアップする。
準備2. Alexaにスキルを設定する
AlexaのTodoistのスキルのページから、スキルの取得を「有効にする」を選択する。
スキルを有効にした後、Alexaに、「買い物リストに○○を追加して」や「やることリストに○○を追加して」と言って、Todoistに追加されることを確認しておこう。
ここまでが事前の準備である。ここから、本題であるNotionのAPI連携の設定を行う。
API連携サービスは色々
NotionのAPI連携には、ZapierやAutomate.ioなど様々なサービスが存在している。今回は、Automate.ioというサービスを使った連携手順を紹介する。
手順1. Notionにやることリストを作成する
まずはNotionにやることリストを作成しておこう。
手順2. Automate.ioに登録する
Automate.ioのサイトからアカウントを作成する。右上のSign upから登録できる。
サインアップしたら、「Create a Bot」ボタンをクリックする。
Botの作成画面は、左側にトリガー、右側にアクションになっている。
トリガーとアクションというのは、トリガーが発生したら、アクションを実行する、という関係になる。今回は、以下の設定をする。
トリガー=「Todoist」の「Alexa To-do List」に「New Task」が作成される。
アクション=「Notion」の「やることリスト」というデータベースに「Task Name」を追加する。
Saveをクリックするとテスト画面が表示される。ここで、Alexaに話しかけてみよう。
上記のように、Congratulations!(おめでとう!)と出れば、設定は完了である。
Alexaに話しかければ、Notionに書き込まれる。
一旦設定してしまえば、あとは音声だけでNotionに書き込めて便利なので、よかったら活用してほしい。いつでもどこでもNotion!
では、またね。ごきげんよう。
補足:Automate.ioのプラン
Automate.ioは、毎月300アクション、5ボットまで無料プランで使用できます。1日平均10アクション以内であれば無料の範囲で足りますが、もっと使いたい方は、有料プランにアップグレードしてご利用ください。
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