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Notionで英語を本気で話せるようになる!


これは「Notion Community Advent Calendar 2022」の15日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/8074

昨日はながはたさんの「Notionで、採用受け入れがめっちゃ楽になった話」でした。


こんにちは、Notionアンバサダーのまみぞうです。

もう12月となり、今年もあとわずかですね。そろそろ、来年の目標を立て始めている人も多いのではないでしょうか。

私の来年の目標は、英語を本気で話せるようになることです。Notionは、目標管理にも英語の習得にも便利なので、私がどのように使っているのかをご紹介します。英語を話せるようになりたい方、一緒にチャレンジしてみませんか。

なぜ私が英語を本気で話せるようになりたいかというと、11月にNotionの全国ミートアップが開催されて、Notion本社からきていたCEOのIvanさん、CTOのSimon さんをはじめとする社員の方々とお話しする機会がありました。さらに、韓国のNotionアンバサダーと仲良くなったのですが、彼女は韓国語、英語、スペイン語のネイティブスピーカーで、さらに、イタリア語、フランス語など数カ国語は日常会話ができる、というマルチリンガル。そんな方々とお話しして思ったのは、英語で自分の意見をスムーズに伝えられなくて非常にもどかしい、という思いでした。非ネイティブスピーカーである私と話してくれるときは、ゆっくりと話してくれるのでマシなのですが、ネイティブスピーカー同士が会話しているのを聞くと、本当にスピードが速くて何と言っているのか理解できない・・・。イメージとしては、こんな壁を感じています。↓

非ネイテイブ同士の会話<<非ネイティブとネイティブの会話<<<<<<<<<<<<ネイティブ同士の会話

さらに、話したいのに単語がなかなか出てこないことはないでしょうか。私はよくあります。単語が思い浮かばないので、こんなあんなもので〜と長々と説明したところ、相手がその内容を一言で表してくれて、まさに私が言いたかったことだと思ったりします。(連想ゲームではない。)
日本語でも同じですが、聞いて「意味を知っている」単語と「自分が使える」単語は同じではないんですよね。

知らない単語<<聞けば知っている単語<<<<<<<<すぐに使える単語

今の私に何が足りないかというと、スピードに慣れること、使える単語を増やすこと。少なくともこの2つを強化したいです。

では、本題のNotionをどうやって英語の習得に活用しているのかを紹介します。私も試行錯誤中なので、より良いアイデアをお持ちの方は、ぜひシェアしていただけると嬉しいです。

私がNotionでやっていることは主に4つです。

  1. 目標を立てる

  2. 英単語帳をつくる

  3. 英文を読んで語彙を増やす

  4. オンライン英会話で英語を話す

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

1. 目標を立てる

英語プロジェクト

1-1.目標(ゴール)を決める

  • いつまでに

  • どうなっているか(できれば測定できるもの)

英語がスラスラと話せるというのは客観的に測るのが難しく、何年もかかると思うのですが、あまりに先のことだと現実味がないので、通過点として、3ヶ月程度先のなりたい姿を想像して書いています。
例えば、3月までに TOEICのspeakingテスト180点をとる、1ヶ月間で文法書を終わらせる、外資系企業に転職するために3月までに英語のJob Interviewを受ける、など達成感を味わえるように、具体的なゴールを書いておきます。

Tips①:ページの一番上には、「目次ブロック」を入れておくと、すぐに見出しに飛べるので便利です。
Tips②:ゴールは常に意識するように、「コールブロック」で目立たせて、目に入りやすいようにしています。

1-2. 計画を立てる

その目標を達成するまでに必要なことを考えて計画を立てます。
ゴールに向かって、何を、頻度、いつやるのか、などを具体的な行動に落とし込みます。
計画は、週1回など定期的に見直してアップデートしています。

Tips③:やることに関連ページのリンクを貼っておくとすぐに開くことができます。例えば、「単語を覚える」の項目には「英単語帳」を「ページをメンション」でリンクしています。
Tips④:データベースの計算を使えば、合計時間もひと目でわかります。

1-3. デイリーログに記録する

計画した行動を実行したかどうかを記録します。語学は毎日使わないと錆びついてしまうもの。毎日の習慣化が重要です。細かくチェックして可視化することで、小さな達成感を積み重ねられて楽しいですし、自己効力感もアップします。

Tips⑤:デイリーログのページを開けば、英語で日記を書くこともできます。Notionなら、ToDoも日記のようなドキュメントも全部まとめて記録できるので、あとから振り返るのも簡単です。

1-4. リンク集

英語の習得のためによく使うリンク集を1箇所にまとめておきます。必要なときにすぐに開くことができて便利です。

2. 英単語帳をつくる

英単語を覚える具体的な方法を紹介します。単語を覚えるといえば、市販の単語帳を使うのも良いですが、私は記憶力がよくないので、なかなか覚えられないんですよね。そこで、自分が使いたい単語だけを集めた単語帳をNotionでつくっています。

映画を見たり、記事を読んだりして、これは使えそうという単語に出会ったら、すぐにNotionに書き留めます。

単語帳はNotionでつくる

Tips①:発音が苦手な単語は、発音記号を調べて確認します。
Tips②:実際に使われていた文章を一緒に書き留めておくことで、どんなシチュエーションで使えるのかが結びついて、記憶に残りやすいので、例文は必ず書きます。
Tips③:使えるようになった単語はチェックを入れて「フィルター」で非表示にしています。
Tips④:まだ使いこなせていない単語、画像付きの単語(あとで説明)などカテゴリごとに、タブで表示すると便利です。

2-1. Googleイメージ検索の画像を貼る

Notionで単語帳をつくるのが良いのは、画像も追加できるところです。
単語を聞いても、すぐにイメージができない場合は無いでしょうか。そんな単語は、英英辞典で調べても良いのですが、Googleのイメージ検索して、その結果を貼っておくと便利です。

例えば、「cookware」と「utensil」は、辞書で調べるとどちらも「調理器具」と書いてあります。しかし、googleのイメージ検索の結果を見れば、違いは一目瞭然です。イメージで捉えておくと覚えやすいのです。
英語のプロパティを非表示して画像だけを表示させて、単語がぱっと言えるかのクイズをすることもできて面白いですね。

単語帳に画像も追加できる

Tips:画像ありのチェックボックスにチェックが入っているものを「フィルタ」で表示しています。

2-2. 映画から単語を学ぶ

私は映画をみるときは、Chromeの拡張機能のLanguage Reactorを使います。これはNetflixの字幕を英語と日本語を同時に表示してくれる拡張機能です。台詞をもう一度聞き直したいときに、「10秒戻す」だと、戻り過ぎたり、戻し足りなかったりするので、不便に思っていました。それが、この機能を使えば台詞部分をクリックすると、ピンポイントでその場面から再生してくれます。本当にありがたい〜!これのために、Netflixを契約していると言っても過言ではないくらい気に入っています。映画をみていて、これは使ってみたいという単語があれば、その場でNotionの単語帳にコピペして保存します。

使いたい台詞をNotionにコピペする

2-3. Youglishで単語の使用例をみる

Notionに保存したその単語が、どんな発音で、どんなニュアンスで使われるのかをもっと知りたいときは Youglish というサイトを使います。単語を入力して検索すると、この単語が使われているYouTubeの動画が字幕付きで表示されます。
例えば、上の映画に出てきた「jump the gun」を検索すると、オバマ元大統領のスピーチ動画などが出てきました。同じ単語に何度も出会うと、より記憶に残りやすいです。

発音やニュアンスも確認できる

これらのよく使うサイトは、はじめに紹介したページの「リンク集」にまとめています。

2-4. スマホのウィジェットで単語帳を表示する

単語帳は、せっかく書き留めても何度も見返さないと意味がありません。そこで、スマホのホーム画面の目立つところにウィジェットとして配置しておくと便利です。2-3分でも隙間時間があれば、SNSをみる代わりに、単語帳を開いて、例文を口に出して言ってみます。

ウィジェットでNotionを開く

3. 英文を読んで語彙を増やす

語彙力を増やすには、洋書を読んだり、英語のニュースや記事を読んだりするのが良いです。ここでもNotionを使用しています。

3-1. 読みたいニュース記事はWebクリッパーでNotionに保存する

英語のニュースは、「Webクリッパー」でNotionに保存してから読みます。隙間時間にBBCやCNNなどのモバイルのニュースアプリを開いて、気になるニュースを「共有」ボタンをクリックしてNotionに保存しておけば、あとでPCから読むことができます。(Notion ならサイトの広告に邪魔されず、読むのに集中できるところも良いですね!)

WebクリッパーでNotionに保存する

3-2. Webクリップしたページを読む

WebクリップしたデータベースをNotionで開きます。チェックボックスを使い、読んだものはチェックして「フィルター」で非表示にする、ボードビューにして、未読、読み中、読了とステータスを管理するのも便利です。

Webクリックで記事を保存する

Webクリップしたページを開いて読みます。
気になる単語があれば、意味を調べて「コメント」に書いておきます。さらに、これは自分も使いたいという単語は、単語帳のデータベースにも登録します。単語帳のデータベースに「リレーション」をしておけば、わざわざ別のページを開かずに、単語帳に書き込めるので便利です。

単語帳とリレーションする

4. オンライン英会話で英語を話す

さあ、計画も立てて、語彙をインプットしたら、次はアウトプットです。私はオンライン英会話で英語を話す機会をつくっています。

4-1. マイルールを決めておく

レッスンの受けるときに毎回やることをToDoリストとして書いています。
例えば、準備として、話すテーマや使う単語を決めて、会話のシミュレーションをする。会話後は、録画をみて振り返りをして、うまく言えなかったことを次はいえるようにしておく、などです。

英会話でやることを決めておく

4-2. 英会話の予習と復習をする

毎回の英会話の予習と復習をノートに記録します。

動画の埋め込みやリンクの貼り付けも簡単にできる

Tips①:毎回レッスンのテーマを決めて、タイトルに書きます。
Tips②:レッスンで使いたい単語を5-10個選んでおきます。単語帳のデータベースと「リレーション」しておけば、一目で表示することができて便利です。
Tips③:今回のテーマについて参考にした動画や記事のリンクを貼っています。例えば、自己紹介をする前には、どのように話せばよいのか、YouTubeで”Introduce yourself”と検索するとたくさんの動画が見つかります。そこで、予習した動画をレッスンのページに埋め込んでおくと、あとからもう一度みたいときにすぐに見ることができます。ニュース記事を読んで、その内容について話す場合は、記事のリンクを貼り付けておきます。
Tips④:スピーキングの場合は、話のテンポが大切なので、あまり細かいところまで全て直してもらえるわけではありません。そこで、スクリプトを用意しておいて、添削してもらうこともあります。先ほど紹介した英語の日記を添削してもらうことも可能です。
a/theなどを含め、自然な英語に直してもらえるので、ライティングのスキルアップもできます。Notionなら、「共有」から「Webで公開」を有効にして、リンクを講師に送ることも簡単にできます。

4-3. 繰り返しノートはテンプレートで効率化する

レッスンノートは、毎回同じようなことを書くので、「テンプレート」の機能を使うと効率化できます。

テンプレートで効率化できる

以上、私が英語を話せるようになるという目標にむけてやっているNotionの活用例を紹介しました。


今回紹介したテンプレートを使ってみたいという方は、以下のサイトで配布していますのでよかったらダウンロードしてみてください。


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このようなNotionの活用術をはじめとする、Notionの基本的な操作やうまく活用するためのコツをぎゅっと盛り込んだ本が発売になりました。もっと詳しく知りたい方はどうぞご覧ください。


👇Notionオーガナイズ部

FacebookでNotionコミュニティをやっていますので、良かったら立ち寄ってみてください。初心者から上級者まで大歓迎です。Notion好きのみなさんとNotionについて気軽におしゃべりしたり情報交換したりできたら嬉しいです。


明日の「Notion Community Advent Calendar 2022」はNotionアンバサダー仲間のReiさんの記事です。お楽しみに。

ではまたね。ごきげんよう。

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