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Re:過去と未来とアニメと私⑩

このテーマもここで最後にしようと思って、年が明けてしまいました。
さらに母が逝って、翌年からコロナ禍で3年も経ってしまった。
長い長い、母の介護を終え(何年間じゃなくて何十年すよ)ストレスと過労で仕事中に、私自身が入院、手術(過労入院は数知れず、手術はコッソリ2回やってるんすよ😅)をしながら、なんとかやってきました。
1980年代から、ラジオ、アニメ、実写、映画、小説…等々お声がけ頂いた仕事は「断らない精神」でやってしました。

中には、原稿料や二次使用料取りっぱぐれ、ありました。もう、時効だから言ってもいいでしょ。映画のノベライズで『マリリンに会いたい』という犬が泳いで恋人に会いに行く、という話のノベライズは原稿料、逃げられました。本屋に書籍は並んでいるのに、出版社にとんずらされました。やはり映画の『羊のうた』も原稿料(安かった😅)は貰ったけど、それだけ。プロデューサーに逃げられ、二次使用料は入ってこず、知らん顔されました。随分むかしの話なので、もう思い出です(苦笑)。
最近は30〜40年前のアニメがリメイクされたり、海外で実写化されたりして「へ〜」と他人事のような気分です。
古い作品は手帖を見返しても「こんなんやったかな〜?」と首をひねるタイトルや書いたのは覚えていても中味をすっかり忘れているタイトルも結構あるので、自分でもビックリしているのです。

年末はお世話になった方々が多く逝ってしまわれて、ちょっと落ち込み気味になってましたが、そろそろラストランに入ろうかと思う年頭です。

思えば、ラジオドラマでデビューして、アニメ、ドラマCD、戦隊シリーズ、映画、小説と片っ端から手を出して、今でも皆さんの記憶に残っているタイトルをやらせて頂いた事は「運」のなせる技だったのだろうと思います。
ただただ必死だった『重戦機エルガイム』『勇者エクスカイザー』『魔法のスターマジカルエミ』『赤い光弾ジリオン』(書き切れない😅)。そしてこのシリーズが終わるまで絶対に死ねないと思ったOVA『ロードス島戦記』。
自分で初めて脚色させて頂いて、手塚治虫先生の凄さを知った朗読劇『火の鳥』(鳳凰編)(未来編)

ここには書き切れない程の作品に恵まれ、そろそろラストランかと。自分の事を書くのは最後と昔から決めていたので、多少時間はかかっても、とりかかろうと思います。

では、またどこかで…!!

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