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「イフ・アイ・ステイ」の素敵なセリフ。

こんなご時世なので、映画でも、と思います。
「イフ・アイ・ステイ」
泣いてしまうくらいきれいなセリフがあったので共有しようと思いました。

おじいちゃんが娘に残した言葉でして。

孫である主人公の女の子は“ある事故“に巻き込まれて両親を失うんですが
そこから自分だけ一命を取り留めます。
少しSFが入った時間軸の物語なので説明するのが難しいのですが
ある日の事故から、たくさんたくさんの試練を乗り越えている主人公の女の子は
「自分の力で生き返るか、もう戻らないか」と言った状態になります。

病院のベットで眠り続けている賢明な彼女に
おじいちゃんが伝えた言葉がとても胸にぐっと入ってきたので。
英訳したものを。



孫へ

「逝っていいんだ。
お前の気持ちが俺にはよくわかる。

考えていたんだ。
デニー・・・君のパパなら、なんて言うだろうと。

いいパパだっただろ、
叶わないな。

ある日パパはバンドをやめたんだ。

「なぜやめるんだ?」と聞いた。
パパは答えたよ。
「子供のためなら喜んで犠牲をはらう」って
そして迷いもなくバンドをやめた。

お前の演奏を聴いて決心したんだろう。
驚く才能に
「この才能を伸ばしまい」と思ったんだ。

だからバンドをやめドラムを売ってお前にチェロを。

そんなパパなら君に、今なんて言ってあげただろうね。


おじいちゃんからの言葉を言うよ。
何よりも願うよ、
おじいちゃんと一緒に生きてくれ。

だが家族が死んだ今、
お前にとっては辛すぎるかもしれん。
いきたいなら逝っていいんだ。

気にするな
気持ちがわかるから。

血が繋がってなくても
おじいちゃんは君の家族だよ。
どうなろうと笑顔を忘れないから。」



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