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グリーフ:愛しみ(かなしみ)とともに

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グリーフについての自分の経験と想いの記事をまとめました。
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#人生

【グリーフ(悲嘆)と死生観】 『人生における三つの真実』

この記事シリーズでは、僕のグリーフ(悲嘆)と現在に至るまでのあゆみを書いています。 🌈 グリーフ グリーフ(grief)とは死別や離別などの喪失体験による悲嘆や反応(心や身体などに引き起こる状態)です。 僕は移住先のニュージーランドで4年前に最愛の妻の他界を経験し、僕の人生で最も深いグリーフに直面しました。 グリーフは人それぞれですし、タイミングや心の状態でこの記事を読むことが難しい方もいらっしゃるかもしれません。しかし、僕の経験がほんの少しでも誰かのお役に立てればと

【グリーフ】 x 【ありがたきご縁】 光琳寺住職 井上広法さん 『生きるを生ききる』

ご縁のきっかけ 浄土宗・光琳寺住職の井上広法さんとのご縁のきっかけは『Shiawase 2020』というイベントで井上さんの基調講演をオンライン視聴したことでした。 タイトルは『生きるを生ききる ー幸せは強さー』 その日は3月20日、春分の日。日本は祝日ですが、ニュージーランドは平日金曜日でした。しかし、たまたま時間が空いて講演をオンライン視聴することができました。 過去と現在、そして未来が繋がる瞬間であるお彼岸の日。 そしてこの日は乳がんで他界した妻の5回目の月命日

【グリーフ】 「かなしみは 人と人を繋ぎ かなしみの涙は心を潤す」

🌈 「かなしみは 人と人を繋ぎ かなしみの涙は心を潤す」 敬愛する友人のFacebook投稿にあったことばで、深く心に響きました。 🌈 悲しみと愛(かな)しみ 「自分の悲しみを意識するようになると、他の人の悲しみに気がつくようになる」 そして、思いました。 悲しみでつながると、それは心の深い深いところでつながり、その人はかけがえのない存在になる。 なぜなら、その悲しみの本質は「愛しみ」だから。 あなたのこの瞬間が、今日という日が、そして人生が愛に満ちあふれ

【グリーフ】 カフェでのカプチーノと読書はセラピーだった

この記事では、僕のグリーフ(悲嘆)と現在に至るまでのあゆみを書いています。 グリーフ(grief)とは死別や離別などの喪失体験による悲嘆や反応(心や身体などに引き起こる状態)だそうです。 僕は移住先のニュージーランドで4年前に最愛の妻の他界を経験し、僕の人生で最も深いグリーフに直面しました。 グリーフは人それぞれですが、この記事がほんの少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。 🌈 カフェに立ち寄ってカプチーノを味わう 妻の他界後、何もできずに何もしたくない時期が

【グリーフ(悲嘆)】「感謝・幸せ・ついている」歩行

この記事では、僕のグリーフ(悲嘆)と現在に至るまでのあゆみを書いています。 グリーフ(grief)とは死別や離別などの喪失体験による悲嘆や反応(心や身体などに引き起こる状態)だそうです。 僕は移住先のニュージーランドで4年前に最愛の妻の他界を経験し、僕の人生で最も深いグリーフに直面しました。 グリーフは人それぞれですが、この記事がほんの少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。 🌈 全てが悲しみに繋がっていく 妻の他界(乳がん)直後は、どんな音楽を聴いても、それが