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グリーフ:愛しみ(かなしみ)とともに

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グリーフについての自分の経験と想いの記事をまとめました。
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#感謝

二人分 味わう

4年ぐらい前から何でも美味しく味わえるようになった。 天国の妻の分まで味わうと決めたからだと思うけど、今ではそれを意識しなくてもありがたく美味しく味わえる。 人との出会いも同じ。 いただいたご縁を二倍、それ以上の感謝を持って味合わせていただく。 大切にさせていただく。 『人生で巡り合う人、すべてに深いご縁がある』 『人生は人との出会いによって導かれる』 この投稿を読んでくださったあなたのこの瞬間が、今日が、人生が愛に満ちあふれたものでありますように。 最後

【グリーフ】ジャズしか聴けなかった頃

この記事では、僕のグリーフ(悲嘆)と現在に至るまでのあゆみを書いています。 グリーフ(grief)とは死別や離別などの喪失体験による悲嘆や反応(心や身体などに引き起こる状態)です。 僕は移住先のニュージーランドで4年ほど前に最愛の妻の他界を経験し、僕の人生で最も深いグリーフに直面しました。 グリーフは人それぞれですし、タイミングや心の状態でこの記事を読むことが難しい方もいらっしゃるかもしれません。しかし、僕の経験がほんの少しでも誰かのお役に立てればという想いから、記事と

【グリーフ】 x 【ありがたきご縁】 光琳寺住職 井上広法さん 『生きるを生ききる』

ご縁のきっかけ 浄土宗・光琳寺住職の井上広法さんとのご縁のきっかけは『Shiawase 2020』というイベントで井上さんの基調講演をオンライン視聴したことでした。 タイトルは『生きるを生ききる ー幸せは強さー』 その日は3月20日、春分の日。日本は祝日ですが、ニュージーランドは平日金曜日でした。しかし、たまたま時間が空いて講演をオンライン視聴することができました。 過去と現在、そして未来が繋がる瞬間であるお彼岸の日。 そしてこの日は乳がんで他界した妻の5回目の月命日

【幸せ】&【グリーフ】 新年の夏のニュージーランド、1年に一度作るブルベリーマフィンで思い出と幸せを味わう

🌈 南半球のニュージーランドの新年は夏。 ブルーベリーの季節でもある。 ブルーベリーピッキングに出かけ、澄んだ青空の下、自分の手で新鮮なブルーベリーを摘み取る。 そしてブルーベリーマフィンを作る。 妻がこの時期によく作ってくれていたブルーベリーマフィン。 市販のブルーベリーマフィンとは違う特別な思い出。 🌈 今年で5回目 1年に一度なので相変わらずぎこちないけど、焼き上がったマフィンはいい香り。 次男と、そしてクリスマスホリデーで帰省していた長男も食べてくれ

【グリーフ(悲嘆)】「感謝・幸せ・ついている」歩行

この記事では、僕のグリーフ(悲嘆)と現在に至るまでのあゆみを書いています。 グリーフ(grief)とは死別や離別などの喪失体験による悲嘆や反応(心や身体などに引き起こる状態)だそうです。 僕は移住先のニュージーランドで4年前に最愛の妻の他界を経験し、僕の人生で最も深いグリーフに直面しました。 グリーフは人それぞれですが、この記事がほんの少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。 🌈 全てが悲しみに繋がっていく 妻の他界(乳がん)直後は、どんな音楽を聴いても、それが

【グリーフ(悲嘆)】 僕を支えてくれた本とカウンセリング

この記事では、僕のグリーフ(悲嘆)と現在に至るまでのあゆみを書いています。 グリーフ グリーフ(grief)とは死別や離別などの喪失体験による悲嘆や反応(心や身体などに引き起こる状態)だそうです。 僕は移住先のニュージーランドで4年前に最愛の妻の他界を経験し、僕の人生で最も深いグリーフに直面しました。 グリーフは人それぞれですが、この記事がほんの少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。 『グリーフ』ということばの意味を知らなかった 妻の他界により『グリーフ』に直