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グリーフ:愛しみ(かなしみ)とともに

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グリーフについての自分の経験と想いの記事をまとめました。
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2024年3月の記事一覧

【グリーフ】 x 【ありがたきご縁】 光琳寺住職 井上広法さん 『生きるを生ききる』

ご縁のきっかけ 浄土宗・光琳寺住職の井上広法さんとのご縁のきっかけは『Shiawase 2020』というイベントで井上さんの基調講演をオンライン視聴したことでした。 タイトルは『生きるを生ききる ー幸せは強さー』 その日は3月20日、春分の日。日本は祝日ですが、ニュージーランドは平日金曜日でした。しかし、たまたま時間が空いて講演をオンライン視聴することができました。 過去と現在、そして未来が繋がる瞬間であるお彼岸の日。 そしてこの日は乳がんで他界した妻の5回目の月命日

【グリーフ】 「悲しみ」から『愛しみ』へ

この記事では、僕のグリーフ(悲嘆)と現在に至るまでのあゆみを書いています。 グリーフ(grief)とは死別や離別などの喪失体験による悲嘆や反応(心や身体などに引き起こる状態)です。 僕は移住先のニュージーランドで4年ほど前に最愛の妻の他界を経験し、僕の人生で最も深いグリーフに直面しました。 グリーフは人それぞれですし、タイミングや心の状態で読むことが難しい方もいらっしゃるかもしれません。しかし、僕の経験がほんの少しでも誰かのお役に立てればという想いから、記事として発信し