見出し画像

日本美適進化論:思い込みの気付き方

このような、「VUCA+コロナ」のチャレンジングな時代を過ごすことになるとは思ってもみませんでしたが、私たちも果敢に攻めるタイプと固く守りに入るタイプの二極化が起こっているようです。攻める決断は過去自慢の成功法則をいったん脇に置いて、新たな感性で自分づくりが出来るチャンスでもあります。あっという間に古くなるコンテンツも、バージョンアップの方向性を示す情報は、外からだけではなく自分に内在している「思い込みとの向き合い方」なのだと気付く出来事ばかりが続いています。

画像2

人は鏡のようなもので、相手を責めている理由はじつは自分のこだわりでもありますし、立場を変えれば自分もそのまま責められる理由を持っていることに気付きます。共感習慣のような好意的な思い込みは関係性を良くしますが、危機意識は持ちながらもネガティブな思考グセこそ徹底的に手放す習慣を持つべきでしょう。そうすることで日々の気持ちの晴れやかさががぜん変わります。結論が出ないものについてのネガティブな思い込みは「思考グセ」ですから、それは要らぬ妄想なのだと気持ちを切り替えることで貴重な人生の時間を有意義に過ごせるのだと、この時期だからこそそう感じます。

画像2

しかしそこが難しい、それが出来ないから困ってるのにと私自身も長い間どうどう巡りをしておりました。中々手放せない人はきっと純粋な感受性を持っていたり、繰り返し刷り込まれた時間の長さと比例していたり、自分を信じ切る覚悟のような手応えがつかめないでいるのでしょう。でも、今からでも思考グセの習慣を建設的な思考習慣に切り替えることで、仕事も前に進みますし、自分も相手も大切にすることで結果の質が高まりリピ―トにつながります。

そういえば先日、気まぐれに入ったClubhouseがとても居心地がよく、最初は「人の違い」についてリスペクト出来るコメントが続いていました。もしかしたらパラダイムシフトが起こりそうとワクワクしていたところに、誰かがあまり親しくなさそうな特定の個人に向けて「もっと、こうすればいいのに。」と、上から目線の一言で途端に空気が止まり共感にあふれた雰囲気が一瞬で変わったのが分かりました。たった一言ですがアドバイスと見せかけて相手を取り巻く環境へのリスペクトもなく、自分の思い込みで口だけ出す無責任さの典型だと感じました。本当に思考グセというのは「言葉」に出てしまうものなのだなと我が身を振り返るよい機会。自分の価値観を大切にするひとこそ、他人をジャッジすることに意味を感じないのだと改めて思います。

画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?