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やり残したことがあんまりないな、と思える2023年になった理由[93/100]

「ケジメをつけなさい」

小学生のころ、親から言われた言葉の中で、上位に入るのは、コレだと思う。

当時の私はよく「ケジメをつける」と書いて、壁に貼っていた。
しかし、意味はわかっていなかった。何なら、今もちゃんとはわかっていないかもしれない。

なぜ言われていたかといえば、勉強をしている「フリ」をして、本や漫画を読んだり、イラストを描いたり、寝たりしていたからだ。

わたし的には必要最低限の勉強が終わってたから、やる気がなかったのだけど、親からすると、まだ足りない。つまり、当時のわたしには「ケジメをつけなさい」は「勉強をもっとしろ」ということであった。

***

誰しにも「もう少し頑張った方が、良いだろう」と思われることがあるだろう。
世間的に、会社的に、社会通念的に、なんとなく。

だけど、そんなふんわりした理由で頑張れない。例えば1時間、1日だけなら頑張れたとして、それは続かない。少なくとも、私は。

それでもどこかで、できなかった自分に罪悪感を覚える。そうして、「ダイエットは明日から」みたいな感覚になるわけだ。

夜が明けたら、新しい自分! 頑張れる気がする! となる。その最高峰が、新年。
新しい年になったら、なんだか変われる気がする。今年できなかったアレもコレもソレも、できるんじゃない? やってやるぜーって気分になる。
その望みを託して、ワクワクと新年を迎える。

2022年までは、年末に「新年に誓った目標すら忘れた」みたいなグダグダだった私だったが、2023年はそうでもなかった。
やりたいことがあれば、申し込む。お金を払う。
お金を払ってできないことでも、関連するものを買う。ちゃんとしたものを。例えば、本を月に2冊読む、と決めたなら、10冊くらい、買ってしまう。

借りるとか、初心者用とか、そんなんじゃなくて。そのとき、払えるだけの、ちょっと背伸びした額を使う。

それから、大好きな人たちに、「これやる!」と宣言する。そして、そのことについて、1.2時間語る。

ここまですると、やらざるを得ない。っていうか、もう「どうやってやるか」の頭に切り替わっているので、始めるハードルはない。続けることを考え始める。

2023年の始まりは、2022年末に申し込んだライティングゼミでスタート。そのままの流れで稀人ハンタースクールも受講。書いて生きていきたい、のスタートラインに立てた年でした。

2024年は、働くことと、子育てについて考えて、それについて書いていくことにします。

12月に、すでに種は蒔いた。
ちゃんと、育てていくぞ。

どんな未来も、今と地続き。
2024年1月1日の自分は、2023年の12月31日の自分が、つくる。

マルコフ過程、マルコフ過程、秘密の呪文【さとゆみの今日もコレカラ/061】

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