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作品を描く時に気をつけていることとデッサンへの苦手克服(?)

おはようございます。
染め物愛好家の長里磨実です。

今日は、私が作品を描く時に気をつけていることをお話します。

1番気をつけているのは、嘘がないこと、です。

例えば、苺を動物が食べている絵を描く場合。
苺を食べない、食べたら危ない動物は描きません。

また、動物も写真や図鑑、動画で観察し、なるべく骨格を確認して描くようにしています。

描くシーンがフィクションだからこそ、擬人化した場合を除き、動きには嘘や無理がないように描いています。

これは色も同じで、架空のものでない限りは、個性を出しつつあまりにあり得ない色にならないよう気をつけています。
(余談ですが、逆に紋様などの場合には思い切りカラフルにすることもあります)

そうして描いてきた中で、最近描写力の底力を上げることと、デザインのセンスを磨くためにデッサンを始めました。

デッサンを始めるきっかけになったのは、鎌田隆史さんの『センスがないと思っている人のための読むデザイン』(旬報社)を読んだからです。

そこで書かれていたデッサンについての項目に、なるほどなあと思ったからです。

デッサンをする際には、上田耕造さんの『イチバン親切なデッサンの教科書』(新星出版社)を参考にしています。

図書館でデッサンの本を片っ端からパラパラ読んで、自分に1番合いそうな本を選び、書店で購入しました。

と言っても、始めたのはごく最近で、しっかりと時間を取れたのもまだ2回だけです。
けれども、集中して観察する時間は凄く楽しいです。

思い返してみると、学生時代のデッサンはなんとなく窮屈で苦手意識を持っていました。
なんでだろう?と振り返って分析してみたのですが、静かにカリカリと鉛筆を走らせ、優劣を競ってやらされてる感が強かったことが1つ。
もう1つは、完璧に描ききれないことへのストレスだと思いました。

今楽しめているのは、きちんと目的意識を持っていることと、自分の決めた時間で1人で心にゆとりを持って取り組めること、そして完璧じゃない自分も大切に想えるようになったからかな、と気付きました。
意外なところで自分の成長を発見できて嬉しくなり、更にデッサンが好きになりました。

話が少し逸れましたが…自分の描きたいものを描き、デザインする為に、デッサンは必須だと感じています。
今よりもっと素敵な作品を見て頂けるように、続けていきたいと思います。

因みにこちらが最近のものです。

卵を30分くらいかけて描きました。
影の映り方、形の把握…まだまだ伸び代だらけですが、これはこれで今の私の実力なのだと、気に入っています。
今日もこの後デッサンの練習予定です!
これからも頑張るぞー!

ここまで読んで下さりありがとうございます。
今日も素敵な幸せが実る1日になりますように★

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