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尼崎でニホンミツバチを育てたい~出逢い編その壱


尼崎で二ホンミツバチを育てたい!

尼崎の愛蜂家オザキと申します。

二ホンミツバチと出逢ってまだまだ数年。
知れば知るほど、かわいらしいだけでなく、奥深く、深淵なミツバチ。

滋賀県の信楽まで、養蜂家の方に付いて、ミツバチや採蜜や巣箱のメンテナンスなどを教えていただき、ミツバチにふれて、営みをみて、みているだけで穏やかで豊かで、ふわっと不思議な気持ちになります。

だからこそ、そんなミツバチたちに、ひとりでも多くのひとと関われたらと思うようになりました。

きっかけは・・

約3年前、コロナ禍をきっかけに、いまの社会の在り方に疑問をもちました。不安感や恐怖をあおり、人との関わりが分断され、助け合いでなく孤立を助長するように感じました。

もちろん、そうでない方々や取り組みもたくさんありましたが、大きな潮流としてはそうでした。

でも、私自身もじゃあどうしたらいいのかわかりません。

「共同体の在り方として、これからもこのままでいいのかなぁ?」

何か月もずっとそれを考えてつづけていたとき、

夢に出てきたのが、ミツバチの巣。
はじめは「なんのこと?ようわからん。気のせいやろう」と思ってましたが、何度も何度も夢にでてきます。


「ミツバチの巣がなんなん?!」
虫は好きじゃないし、ミツバチなんて刺すしこわいし。
でも、なんか気になる。

いろんなひとに「ミツバチってなんなん?!ハニカム構造になんか意味あるの?!」とわけのわからない質問をしまくっても、答えはでず。

オンラインで、ミツバチの連続講義を受け、ミツバチの生態のすごさに驚き。しかもミツバチが「真社会性昆虫」と言われてると知りました。

また、他の文献では「人間よりかなり先をいく社会性をもっている」というような内容も。

これからの「共同体」をかんがえてゆく上でも、ミツバチは無関係ではないかも・・

知識としては、なんとなくよさそうとわかるけど、しっくりこない。
とにかく、確認するために「まずは見に行こう」。

そう思い、友だちのツテをたどって、滋賀県信楽に二ホンミツバチの養蜂をされている方がいるときき、お会いしにいきました。

二ホンミツバチとの出逢い

信楽の駅で養蜂家のマツイさんと待ち合わせ。

とはいえ、自分から会うことにしたけど、
「ミツバチがなんか気になる」って、急に会いに行くとか・・・・

よく考えたら、へんなひとじゃない⁈わたし⁈
きっかけが夢やし・・やばいひとやん・・・

「なななんて言えばいいんやろ~⁈」
と今更ながらあせりつつ、

はじめてお会いしたマツイさんは、ニコニコ顔のやさしげなおじさんでした。

「とりあえず、採蜜みてみますか?」

巣箱はこんなところにも
信楽なので、ハロウィン時期は巨大たぬきがこんなことに⁈

さっそく巣箱へ連れて行っていただき採蜜の様子をみせていただくことになりました。

つづく


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