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おかしな毎日

ファスティングなんてとんでもない、過食期間だった。なんかおかしいよーと思いながら刺激が欲しい…動かなくては、と思うたび口から入れるものに頼っていた。口から入ったものは、からだじゅうをめぐって動き出すための糧になることなく、首のあたりまですすんで、余計に頭をいっぱいにした。

最低限のお料理しかできなくなったり、本が読めなくなったり、どうやらまたおかしな波がきているぞ?と感じながらも抜けられなかった。

仕事では考えることが多すぎて試験勉強もあって、ふだんは「こたえはすべて自分のなかにある」とか言ってるのに、模試を解いて丸つけをして解答を確認して暗記したりするまいにちがおかしかった。

会いたかったひとには久々に会えたけれど、顔をみているあいだはこころを解き放つことができなかった。家に帰ってからぽろぽろと感情が出てきて、泣きながらうまれた歌を何度も歌った。


ああおかしな毎日だ。すこやかにおだやかで、よろこびにあふれた日々をおくろうと思えば、いつでもそうできるのに、どうしてそれを選ばないのだろう。

決めてみよう、はじめてみよう、

ありがとうということ、話しかけてみること、ちいさな声のトーンをすこし上げてみること、なまえを変えること、よびかけてみること、あなたに会いに行くこと、ほんとに食べたいと思ったものをきちんと座ってただ味わいながら食べること。

じんわり深く感じながら、小さなつながりをつくりだす日々の先を決めよう。ゴールじゃなくて、このいとなみそのものを愛おしんでいたいのだと。

遠くで上がる美しい花火の色や形に憧れて、じぶんの花火玉をせっせと作っているわたしのまいにち…というイメージの中、突然ですが名前を変更いたします。訳あって思い入れのある小学生の頃のあだ名からとった「まみお」を名乗っていましたが、「じゅんこ」に移行していきます。じゅんたろう、じゅんのすけ、じゅんぴー、どうぞお好きな風にお呼びください。あなた色に染まるかどうかはあなた次第です。って染まらないオマエが最高だって言ってたじゃんよ覚悟しろ。

さいきんふざけて終わるパターンが好き。夜露死苦。



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