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『使ってほしくない言葉を使わせないコツ』教えて!えりさ先生 番外編

「ママ」と「わたし」のコミュニティマガジンmameZINE(読み:マミージーン)

7月31日に創刊されたこのマガジンでは、言語聴覚士えりさによるお悩み相談コーナーがあります。

今回は、誌面に載せられなかった質問についてお答えしていきます😊

\今回の質問はコチラ!/

あるあるですね…そして、なかなか注意しづらいこの現象…どうしたらよいでしょうか?

お悩みを教えてくださり、ありがとうございます。
実はこれ…わたしも悩んでいるところです。一緒ですね。

わたしがやっている対処はこれです👇

言ってほしくない言葉には極力反応せず、その代わりに素敵な言葉を使えたときに恥ずかしくなるくらい大げさに反応する

子どもは怒られることも大好き!?

自分が起こした行動で、どんな反応が返ってくるのかワクワク・ソワソワしてるんです

なんじゃそりゃ!とビックリされていることでしょう。

まず、知っていただきたいのは、人の行動を変えるのは周りの人の反応です。
どんな人でも周りから感謝されたり、褒められたりしたことって何度もしたくなりますよね?
反対に、怒られたり悲しまれたりした行動は控えますよね?
でも、面白いことに、小さな子どもはどんな反応であれ、大げさな反応が大好きなのです。
ですので、褒められても怒られてもその大げさな反応を求めて、行動を繰り返してしまうのです。

こんなことをしてしまうのは2つの理由があります。

  1. 子どもは親の反応を純粋に求めている

  2. 反応から感情を読み取るのが難しい

なので、言ってほしくないことを言われたときはできるだけ淡々としていましょう。
私の場合は、真顔で手短に「ママはその言葉、かっこ悪いからいやだな」と言っておしまいにしています。
子どもから尋ねられなければ、長々と理由は言いません。

ほめて素敵な言葉、優しい言葉を覚えてもらう

ステキな事ができたら、しっかりそれを受け止めてあげましょうね

そして、反対に、素敵な言い方をしたときは満面の笑みで「今の言い方、素敵だった!」とすかさず言います。
素敵な言い方は例えば、挨拶できたとき・お礼が言えたとき・謝れたときなどですね。
自戒をこめて書きますが、わたしを含め親って叱ることが増えますよね?
なので、当たり前のことでもしっかり反応する・ほめることで、子どもは親から反応してもらえる回数が増えて嬉しいし、親である自分も「褒めてあげられた」と一種の満足感を得られますよ。
さらに、子どもは当たり前の行動がそもそも分かりません。
なので、「この行動は素敵な行動なんだよ」「この行動をすると気持ちよく過ごせるよ」としっかり伝えることは、常識を覚える手助けにもなります。
ぜひ、当たり前のことを当たり前にできている子どもを「よくできたね」「自分からやってくれたの?」とねぎらってみてください。

これはあくまで一例です。
子どものタイプがさまざまなように、ママのタイプもさまざまです。
このやり方がしっくりこなければ、ぜひ、質問箱に投げかけてみてください。
しっくりいく方法を考える作戦会議を一緒に開きましょう✨

ご質問は👇からお願いします✨


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