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人間関係リセット症候群
自覚がある。
この言葉が巷で話題になる前からぼんやり自覚していたし(ぼんやりかよ)、他人からは割とはっきり認識されていたと思う。
旧Twitterでこの言葉がトレンドに上がった時、それはそれはなんだかヒヤヒヤしました。…ヒヤヒヤしちゃったんだよなあ。
LINEアカウントは2年に1度くらいのスパンで変えてしまうし、Instagramや旧Twitterのアカウントも作っては消して作っては消して…を繰り返していた過去がある。
SNSはもともと得意ではないから、見る専門のアカウントがほとんどだったけれど、新しく作っては旧友をフォローし、飽きたり面倒になればアカウントごと姿を消す…そのagainアンドagain。
世の中のリセット症候群と言われる仲間たちが、どんな人たちなのか、気持ちとか本当のところは分からないけれど、何度も何度も人との縁をぬるっと切ってきた私としては、リセットしたその時はとてもスッキリするし、気持ちがいい感じがある。
実際自分にとって心地よくない縁ってありますから、そういうのを時々整理して、切って、縛られなくなるというのは良いことだと思う。
しかしながらここに来て気づいてしまったのだが、私の場合人間関係をリセットする度に、その時(過去)の自分も無かったことにしている傾向がある。あんまり良い意味ではなく。
何かを思い出す時って、探る記憶の中に何らかの他者の存在があることがほとんどだと思う。
私の場合その登場する割とほとんどの人をばっさり無かったことにしてしまうので、その人と過ごしたその時の自分の存在(記憶)も自ずとカットしてしまっている。
するとどうなるかというと!自分を見失ってしまう(今ここ)。
過去の出来事を今に紐付けられない、みたいな事態が発生してしまう!
もちろんリセット症候群仲間の中には、本当に自分自身のために時々リセットしたりして、その都度ちゃんとヘルシーになってる人もいると思う。
でも私はただでさえ懐古厨みたいなところがあるゆえに、日々過去に(を?)引きずられるし、引きずる割に他者が居ないみたいな…
過去の中の人が今に居ない(居ないことにした)、ってことはその人と居た自分もいないのでは?いたのか?過去は…あったのか?今…だれ?どこ?私?はてな
なんかそういう変な感じにどんどんなってるなぁと最近感じてしまったわけです。
怖いこと、言ってますよね(自覚)。
この生き方を続けていると、自分の人生がどんどん先細りしていくなと限界を感じた26の夏。
というかこれはもはやリセット症候群とまた別の…問題かもしれない。
今後も慎重に自分を観察していかなくてはならない。
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