2019年3月8日、約束の場所に行けなかったお話

こんにちわぐー！🙌

書くべきか迷っていましたが
自分の気持ちを整理するために
あの日なぜ行けなかったのか
なぜ行かなかったのか
最初から行く気はなかったのか
文章化します。

もしかしたら今後この記事は
消す可能性もあります。

解散発表の日

2018年6月15日
この日の記憶は正直少ない。

社会人1年目
最も自分が向いていないだろうと
考えていた部署に配属されて
予想通りの激務。
相手先の会社で他の競合会社の
人たちと過ごす日々。
実際は圧倒的女社会で
なんとなく省られていた上に
陰口に囲まれていた日々。
表向きには「実践が大事だから」と
まともに仕事を教えてもらえず
当たって砕けろ的な
クソみたいな仕事をさせられて
相手先にも申し訳ないと
思っていた毎日。

先輩社員との関係は明らかに悪く
なんであなたたち2人は
交代交代で休んでいるのに
自分は1日も休ませてもらえないの？

なんていう風に
精神が死んでいた日々。
そんな日々に体調を崩して
不満をぶちまけて
異動が決まったぐらいの時期が
この日だったように思う。

WUGの解散のニュースを見て
ライブに参加してみたいと思いつつ
未来の見えない毎日の中で
チケットを取る気にはなれなかった。

ANIMAX MUSIX 2018 YOKOHAMA

この日、幸運なことに
WUGを見ることができた。

異動先の部署の人たちは
快く自分を迎え入れてくれて
シフト制の部署だったおかげで
ある程度休みたい日は休めるようになった。

仕事にも慣れてきた時に
ステージサイド席を取ったのが
ANIMAX MUSIX 2018 YOKOHAMAだった。

WUGを観に行きたくて
取ったチケットではなかったが
当日のSHIFTの衝撃は鮮明に覚えていて
Polarisの景色も今でも覚えている。

このイベントはWUGのためのイベントだったと
皮肉でも何でもなく、そう思う。

2018年11月17日
WUGの単独ライブに行きたいなと思った日。

2019年1月中旬

時は流れて、2019年1月。
家族から衝撃の報告。

「がんの宣告を受けた」

とにかく衝撃だった。
話を聞いていくと
どうやら早期発見ができたようで
そんなに深刻な話ではないようだったが
「がん」という単語のあまりの強烈さと
家族の入院がめったに無かったことで
事前に応募していたイベント以外は
なるべく控えることにした。

当然、WUGのSSAのことは頭をよぎったが
入院日程が決まっていなかったこともあり
手を出すことができなかった。

2019年1月30日(水) 24:00～

この時間、大きく頭を悩ませることがあった。
#水ヨナ へのWUGの出演である。

鷲崎健のヨルナイト×ヨルナイト: 2019年1月アーカイブ

どうしようもなく魅力的な彼女たち
鷲崎さんと佑磨さんの言葉

それから毎日、SSAに行くのか
行かないのか悩み続けていた。
もしも入院の話が無ければ
確実に参加していただろう。

もしも休みになったら
もしもその日に予定が入らなければ
もしもチケットがまだ残っていたら

その時にはSSAに行こう。
そう思っていた。

SSAに行くなら後悔のない状態で、と。

それからの日々

WUGの一般販売があった。
シフトはまだ決まっていない。
入院の日程すら決まっていない。
迷っている間に完売の文字が出ていた。

追加販売の告知があった。
これが最後のチャンスだった。

シフトの結果としては
振替休日が3/8に入っていた。
これなら行けるか、どうする！？

しかし、家族の予定が入った。
どうしよう。

入院の日程までかなり近い。
きっと手術は大丈夫だろうと思いながらも
成功率が100%ということは無いので
1日1日を大切にしたかった。

家族に話してみようか。
許してくれるだろうか。
後ろ髪を引かれることは本当にないだろうか。

結局言い出すことはできず
2019年3月8日を迎えた。
Twitterのトレンドには
WUGの文字が躍っていたのを
今でも覚えている。

ヨナヨナやしごはじなど
自分が聴いている数々のラジオで
SSAの話を聴いた。

きっと素晴らしい１日だったのだろう。

そうして半年後の2020年9月
WUGにドはまりすることになる。

2020年3月8日

あれから１年。

後悔がないと言ったら嘘になる。
でも万が一のことを考えたら
あの時の選択は間違っていなかったと思う。

今日は各地でWUGのオフ会が開かれている。
参加したい気持ちはもちろんあるのだが
うちには免疫力が低くなってしまっている
と考えられる家族がいる。

新型コロナウイルスの脅威は
「わからない」ということ。
やっぱり万が一があってはいけないので
今日のオフ会には参加できなかった。

たとえ参加できなくても
WUGを好きな気持ちは変わらない。

あの時と同じ決断だけど
あの時とは想いが違う。

次回こそは、来年こそは
WUGのオフ会に参加できますように。

これからも7つの星がそれぞれの道で
ずっと先の何億光年も
輝き続けることを祈って。

オフ会に参加できず悔しいので
ず～ぱらの生放送を観ます！