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2022年1月6日放送坂本サトル『ひとりミリオン』(サトルさんcover『Woman~Wの悲劇より』のこと)

坂本サトルさんのラジオ番組『坂本サトルのひとりミリオン』(FM青森 毎週木曜21:45~)のリスナーです。
サトルさんが、ご自身の楽曲について語る言葉を記録していきたいと思い、noteを始めました。
読んでいただいたメールと、サトルさんのコメントを記載します。

2022年1月6日 放送『坂本サトル ひとりミリオン』より
サトルさま

明けましておめでとうございます!
お正月はゆっくり過ごされましたか?

昨年末のNHK紅白歌合戦で、デビュー40周年の薬師丸ひろ子さんが、
「Woman “Wの悲劇”より」を歌われていました。
そうです!我らがサトルさんも、先月リリースしたばかりのライブアルバム
『4月3日に生まれて』そして『In my studio』の両方で、この「Woman」のカバーを収録しているではありませんか!
しかも、アイドルソングのカバーでもあるため、本日の『ミリオンレディオ』のメールテーマとも合致しており、ぜひこの楽曲について、お話を伺いたいなと思いました。

1984年発売のこの曲は、
作詞:松本隆/作曲:呉田軽穂(松任谷由美)
と、当時のアイドルソングとして、ヒット間違いなしの最強の布陣で制作されています。美しいメロディが印象的ですが、コード進行が難解なことでも有名ですよね。
1番と2番の間奏が、AメロBメロがそのまんま繰り返されるのもおもしろいなと思いました。繰り返し聴いても飽きのこない不思議なメロディです。
薬師丸ひろ子さんは、NHK紅白歌合戦ではオーケストラアレンジだったため、透き通った歌声で、聖母マリアのような神々しい雰囲気で歌われていました。
サトルさんの歌う「Woman」は、「行かないで そばにいて」や「愛さないというのなら 友達でも構わないわ」といった歌詞から浮かび上がる、
1人の人間としての切ない心情を表現されていると感じます。

サビからイメージされる壮大さと、1人の人間としての別れの切なさ、両方の世界観を待ち合わせた歌詞だなと思いました。
サトルさんの、この楽曲に対する想いや、感じる魅力など、お話し伺えますと嬉しいです。
今年も、いろいろな音楽談義や、もちろんそれ以外も楽しみに拝聴します!
(まめきち42号)

*************
以下、サトルさんのコメント引用)
はい。ひとりミリオンも今年最初の放送ということで、よろしくお願いします。
今年のお正月はほんとに、ここ10年どころか、生まれて初めてくらい、家で飲んで食ってって、繰り返しましたね。

たしかに、当時の薬師丸ひろ子さんは、アイドルというかなんというか、そういう存在でしたからね。
コード進行が難解っていうのは、そうでもないんだけどね。意外と。
聞くと難しそうなんだけど、弾いてみると、「ここでこう弾くとこんな感じに聞こえるんだ」っていう、組み合わせが難解なだけで。

『Woman~Wの悲劇より』は、NHKの『SONGS』っていうテレビ番組に薬師丸ひろ子さんが出演されていた時に、この曲を歌っていたのをたまたま見て、「こんなにいい曲だったのか!」って思ってね。
『Wの悲劇』っていうのは、おれが小・中学校時代に影響をうけた世良公則さんが、ツイストを解散して、俳優になって初めて出演した大型映画なんですよ。
それもあって、中学生の頃、見にいった覚えがあります。
その映画の歌が、こんなにいい歌だったとは。
薬師丸ひろ子さんは当時はアイドルでしたけど、今は大女優さんになられて。いまの方があの方、歌がいいですよね。
この曲を歌ってみたいなと思って、スタジオで弾き語りで歌ってみたのが最初で、それをライブでもやるようになったんですけどもね。
12月発売の坂本サトルのライブバム『In my STUDIO』から、佐藤達哉のピアノと、僕のギターと歌で、『Woman~Wの悲劇より』。

2022年始まりましたけども、今年も何があるかわかんないけど、できることをそのときそのときで精一杯やって、また年末を迎えられたらいいなとおもってますので、2022年もよろしくお願いします。坂本サトルでした。
(引用おわり)



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