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夏の終わりの水撒きでリベンジを果たした浪江女子発組合

6月末に続き、またしてもJA浪江のスケジュールが超過密だったのでした。

8月26日(金)@JAM EXPO(AKB48さんとコラボであーりん単独出演)
8月27日(土)JA浪江定期大会
8月28日(日)@JAM EXPO(あーりん、JA浪江、AMEFURASSHI、B.O.L.T出演)

あーりんを中心にスケジュールを組むと、おそらくこの日程しか取れなかったのでしょう。
それは分かるんですけど、あーりんのスケジュール詰め詰め問題は毎度のことながらどうなっているのか。

ということで8月27日のJA浪江定期大会は、前回のリベンジと銘打っての開催となりました。題して「第9回定期大会『ユウマさん かっこいい~雨女リベンジ~』」。
ユウマさんというのは前回の定期大会でじゃんけんに勝って似顔絵権をゲットしたものの権利を譲ったカッコいいユウマさんのことらしいです(うろ覚え)。

第8会定期大会の惨事?はこちらの動画で纏められていますのでどうぞ。

私のnoteのログも貼っておきます。

前回は完全にピンポイントで降られたので、2週間前ぐらいから毎日天気予報サイトと首っぴきです。とにかく降りませんように。
という願いを嘲笑うかのように、とんでもない告知が。

公式サイトのスクショより

最後の注意書き。
濡れるライブ?
なに言ってんです?水撒くとか?
前回ずぶ濡れになったんだから、わざわざ今回も濡れる仕様にするとか全く訳わからないんだけど??
と頭の中にはてなマークが300個ぐらい渦巻きながら兎に角リベンジには参加したいのでチケット(整理券)を申し込み。
前回の惨状を見聞きしてこれは行かなくては、と思い直した人、前回は祝典ツアーファイナルの翌日のため参加を断念した人、日曜の浪江日帰りはツラいので断念した人、などなどが大勢申し込んだようで、整理券はなかなかの争奪戦に。それでもなんとか妻が当ててくれて無事参加が叶いました。

濡れる件については徐々に詳細が明らかにされていきます。最初は水鉄砲ぐらいか?と思ってたところ、ベルーナドームで実際に稼働したウォーターキャノンを2台持ち込むことが判明。ばかなの? ガチじゃん。何故そこまで水撒くことにこだわるのか。
まあ運営側なそこまで吹っ切れるからには、こちらも相応の準備をして行くまでです。

晴天を願った全組合員の気持ちが届いたようで、開演中はなんとか降らない予報に。しかし朝早くから現地入りした組合員からは「降られてる」との情報も。
後日ひとりふんどしで暴露されてたのですが、朝現地入りしたあーりんが車を降りた瞬間にざっと降り出したとのこと。どういうこと?もはや雨乞いの神様とかに転職したほうが良いんでは。
という前フリがありつつ、前回とほぼ同じ時間に浪江着。雨は止んでましたが地面は半乾きぐらい。

歓迎の横断幕
いつ来てもほんとに嬉しい

今回は少し時間に余裕があったので、道の駅で鈴木酒造さんが営むカフェ「酒蔵ゆい」でおしゃれランチをいただきます。

細かい心配りが有難い
愛来さんもお薦めのカレー
枡に入ったカレーが酒蔵らしくてかわいい
見た目以上にボリュームあって大満足

客席のレウウトは事前に告知の通り。前回同様、堤防の最下段に赤じゅうたんが敷かれてそこがメインステージです。堤防の階段を客席に使うのはほんとにナイスアイデアです。おまけにライブの電源は日産の電気自動車『リーフ』から給電。確か浪江のリーフは水素発電から充電してるはずなので、このイベントの電力は全て町内で賄われる取り組みです。
会場に入ると、まず目に入るのはあちこちに置かれた子供用プール。どれも水がきっちり張られてバケツやひしゃくが設置されています。そしてステージ両袖には夏ライブで見慣れたウォーターキャノン。本気か。

【参考画像】
ベルーナドームで実際に稼働していた
ウォーターキャノン

注意事項告知のマイクパフォーマンスは、なんとあの大吉さん。2020年いっぱいでエスタシオンの警備業務から離れたとのことで、現場再開しても一抹の寂しさを感じていたところ、遂に復帰されるようです。はせぴょんこと長谷川社長と大吉さんのツートップあっての現場なのです。この時間帯、Twitterで「大吉さん」がトレンドに上がったとか。

定刻にovertureが流れ、前回ずぶ濡れになった青衣装でメンバー登場。よかった、今回は降らなくて済みそう。

セットリストは以下の通りです。
M-1. それぞれのハタ
M-2. 桜梅桃李夢物語
MC
M-3. つながる、ウンメイ
M-4. あるけあるけ

M-5. ハレノヒの足跡
MC(浪江アベンジャーズ)
M-6. ユニット曲・ロマンスはエチュード/愛来,市川,小島,内藤
M-7. ユニット曲・バディフィルム/高井,播磨
M-8. ユニット曲・二十歳/佐々木,鈴木
MC(浪江町からの告知)←メンバーお着替え
(水撒きタイム)
M-9. ミライイロの花
M-10. Don't Bling/B.O.L.T
M-11. MOI/AMEFURASSHI
MC
M-12. ミライイロの花(ボーカル入)
(水撒き終了)
MC
M-13. またキミと。
M-14. なみえのわ

終演(お見送り)

セトリだけ見たら本当に無料公演?と思ってしまうほどの大盤振る舞い。前回、4曲で終わってしまったことのリベンジはここにも表れてました。

それぞれのハタは終盤の盛り上げ曲のイメージがついてたのですが、初っ端でガツンとアゲるのにも最適な曲ということが分かりました。落ちサビ、はなちゃんから愛来ちゃんのツートップ痺れるわ。
次いで桜梅桃李は自己紹介なのでここが定位置。しかし単なる自己紹介にとどめずちゃんと魅せる曲にどんどん成長してる。

2番目のブロックは落ち着いた曲をまとめて聴かせるパート。メリハリの効かせかたの妙。
次のMCは恒例の浪江町ご紹介コーナー。浪江アベンジャーズは権利とか大丈夫?とちょっと心配だけど、浪江町をPRして盛り上げていこうという真摯なグループです。9月に開催する「東北五大やきそばサミット in なみえ-HYDROGEN POWER-」の告知も。

ここからユニット曲を3曲。いずれも音源未発表曲。めっちゃ良い曲たちなので早く音源化してください… もう少し曲を増やしてからミニアルバム的に出すのかな。
ユニット曲を歌い終わったメンバーからステージを離れていきます。これはお着替えですね。
3曲終わって全員はけたところで、うけどんと浪江町のお姉さん達が登場して浪江町からのお知らせ。

少し経ってメンバーのお着替えが完了して再登場。オーバーオール!やる気まんまんですね。
そして遂にお待ちかねの放水タイムです。

ミライイロの花が水撒きにこんなに合ってるとは思わなかった。
メンバーもスタッフも容赦なく掛けまくります。水鉄砲やひしゃくはまだ可愛いほうで、そのうち躊躇いが無くなってきたメンバーはバケツで撒いたりホースから直接かけたり。メンバー同士の相討ちやスタッフに狙い撃ちされるメンバーも。
これだけ盛大に撒くと、なんだか色々どうでも良くなってきて面白いしか残らなくなるのが不思議です。
コロナ前から夏ライブでも長らく放水をかぶっていなかったので、あの頭のネジが飛んでいく爽快感を久しぶりに体験できました。しかもメンバーから直接撒かれるという、なかなか出来ない貴重な経験。

ミライイロが終わって次の曲はイントロが一瞬聴き取れず、ちょっと過ぎてどんぶりじゃん!と再び盛り上がります。そして3曲目はお馴染みのあのイントロ、MOIでした。この選曲もなかなかすばらしい。

予定の放水タイムが終了したものの、物足りない様子のPPP。ヴォーカル入ってる音源ない?とオンマイクで直接PAとやり取りして、ミライイロの花の歌入りをかけるよう指示。
何なのこのフットワーク。その場で構成も変えていくのか。「だって歌ってらんないから良いっしょ」というぶっ飛んだ発想から、歌わない水撒き延長タイムへ。
もう完全に吹っ切れて組合員には容赦なく撒きまくり、メンバー同士も掛け合いの戦い。マイクを気にしなくて良いのでこのほうが捗る様子でした。

「本当はこんなに濡れる予定じゃなかったのに!」と言いながら満更でもないメンバーも組合員もみんな笑顔です。
あれだけはしゃぎまくって疲労困憊かと思いきや、最後はまたキミと。と、なみえのわの2曲をきっちり歌いあげて締めていきます。彼女達のプロ根性は並大抵ではないですね。


前回、雨に祟られ苦笑するしか無かったこの場所で、ちゃんとリベンジを果たしたどころか余裕でお釣りがくるライブになっていました。

本当にありがとうございました。

またキミと、笑える日まで。

夏ライブのグッズで買ったものの
ロクに使われてなかったポンチョ。
今回初めて大活躍でした。

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