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スタプラアイドルフェスの現場で思ったことをなるべくそのまま書き残しておく

10月30日、横浜アリーナにて2回目の「スタプラアイドルフェス」が開催されました。
今年の1月に開催予定も延期の憂き目に遭い、9ヶ月を経てやっと開催されたものです。
9ヶ月の間に、活動終了してしまったグループ、名前が変わったグループ、メンバーの脱退など、各グループいろいろなことがありました。逆に、体調の具合などで正規日程では参加できなかったものの今回参加できたメンバーもいます。
そんないろいろなドラマを抱えながらの開催となったスタプラフェス。始まってみると、さらに色んなドラマがありました。
すでに1週間以上経過し、事後に補完されたエピソードもたくさん出ていますが、ここでは自分が初見で感じたことをTwitterの書き写しとメモ書きをもとに、なるべくそのまま書き残しておこうと思います。

【オープニングアクト】
OPアクトはどういう段取りで始めるか分からなかったため、開場時間めがけて行きました。13時前後の横アリ外周はかなりヤバめの人混みだった(アリーナ外周を1周してたらしい)けど、密回避という観点からOPアクトの開始時間をアナウンスしておいてほしかったです。
13時にロビー開場、座席が開放されたのは13:20ごろ。JA浪江が始まったのは14:20。1時間あったから外周の待機列もほぼ収容できたのか、JA浪江が始まる頃はそこそこの入りで、出足の早さにびっくりしました。

浪江女子発組合は「なみえのわ」1曲のみ。大きいステージは美しいフォーメーションが映えます。PPPが「私たちを初めて見る人!?」って聞くとかなりの人が手を挙げてて、そか、1曲だけだけど、ここでやる意味は大きいんだなと。
年末のLINE CUBE SHOBUYA公演と年明けのアルバムリリース、そして武道館へ、まだまだ地ならしの時期かもしれないけど、着実に進んでることを実感して感心しました。

OPアクトは10分の持ち時間。各運営が知恵を絞ってアピールするショーケース的な展開が目まぐるしく進んでいくのは本当に面白いです。
ばっしょーかOiSaを無限ループでキメてきたのは正直想像の範疇を超えてて笑ってしまうしか無く。賛否両論あったのかも知れないけど、帰宅後すぐにDLしたので少なくとも自分には響いたのだと思います。


そのばっしょーの次に登場したのがアメフラっシ。OiSaの余韻で会場がざわつく中での出だし、やりにくかったのでは。
内心セトリを想定して行ったのですが、1曲目のDROP DROP初披露で予想は終了。DROP DROPを初披露したらカッコいいけどまさかやらないだろう、と思ってました。そもそもライブで演るのはかなり度胸がいる難曲。それを負けられない対外試合でやるのもまた、アメフラの魅力です。
2曲目のSENSITIVEは11/2発売のニューシングル。1曲目のDROP DROPはC/W。流石にリリイベで歌い込んできてるのでメンバーもオタクも安心して演れる・観れるのが嬉しい。それにしてもめっちゃカッコ良いのです。
3曲目はMICHI。サビの振り付けを踊れる曲で締める作戦。いやはや楽しい。ちょっと残念だったのはステージ最上段でヘッドセットの音が拾い難かったところ。横アリは電波が厳しいと聞いたことあったけど、それを踏まえて敢えてヘッドセットで挑むのもアメフラらしい。
本編はぎっちり3曲詰め込んでMCなし、の潔さはあっぱれ。でもMICHIの間奏で自己紹介をちゃんと入れ込んでアピールも抜かりない。新曲棚卸し→最新シングル→踊れる定番曲、の構成は当たりだったのではないかしら。

各グループの印象をメモってたので。
ukka:やっぱり歌うま。
B.O.L.T:あやなのちゃんがまたレベルアップしててびっくり。あやちゃんやばい。。あとアーカイブで見返して分かったんですが、OPアクトはイヤモニなしで演ってました?あのステージでイヤモニなしは凄くないすか?
東北産:人数多い!伊達さんはさすがめちゃ上手い。(かれんくんに言及なし)
ばっしょー:まさかのOiSa10分やばいわ。
アメフラは別掲。
Awww!:やめちゃうの勿体ないなあ。播磨の心意気。
クラポ:いぶいぶの迫力がマシマシになってた。カッコかわいい。
とき宣:王道のアイドルさん。

【本編など】
○そもそもの、シンデレラを選ぶことの是非
選考の仕組みはよくできている(金を積んでも投票券は積めない、2位以下の順位は発表しない)と思います。それでも、本気でシンデレラを獲りに行き獲れなかった候補者は多かれ少なかれ落ち込むし自分を責めることになるでしょう。
スタプラの雰囲気の良さはギスギスした競争原理に晒されないことに依る部分が多いのでは、と考えています。
シンデレラ決定戦を行うことで、パフォーマンスにより磨きをかけよう、自己アピールを向上させようとすることでメンバーのレベルアップが図られているのは事実ですが、デメリットも少なくないのでは。
スタプラが一堂に会してのイベントはなかなか貴重なので、スタイルを変えて来年以降も続いてほしいです。

○イベントとしての時間配分
OPアクトにインターバルが欲しかった。10分×3グループで5分調整時間とか。(息つく暇なく全グループが次々に出てくるのは圧巻だけど、結構ヘビー)
本編のお姉さんグループシャッフルは新鮮で面白かったけど、ここも全く休みなく続くのがヘビーでした。
お姉さんグループの演目終わったらインターバルとか、投票終わったらインターバルとか。あと1時間前倒しスタートして全体に余裕が出ると、もっと落ち着いて楽しめたのかもしれないですね。
とにかく慌ただしかったのが正直な気持ちです。

○今日で見納めのグループ
Awww! はこの日が最後のステージ。
たこやきレインボーは看板を下ろし、この日だけ限定復活。
両グループとも堂々として素晴らしいパフォーマンスでした。
Awww!は播磨が最後まで楽しんでやり切ってるように見えて志の高さを見た思いがしました。
たこ虹は妹ちゃんと一緒の最後がRAINBOW、その後の本当の最後がホーム最強という選曲の素晴らしさ。ももクリや夏の外周で何度もRAINBOW観たな、なんならたこ虹でいちばんよく聴いた曲かも、などと感傷に浸ったりしていました。
ホーム最強は恥ずかしながら初めて聴いたけど、歌詞の強さに衝撃を受けました。これはサッカーに限らず、全てのスポーツ好きにストレートに刺さる曲なのではないでしょうか。
「ホーム」イコールスタプラと置き換えると、この曲をたこ虹として最後にスタプラフェスで歌おうと決めた心意気に胸が熱くなりました。
Awww! とたこ虹のメンバーみんなに幸多かれ。

○コラボコーナー
アメフラっシは「雑踏の中で」をエビ中と。サビのいちばん強い歌詞をあやちゃんが歌ってくれたのには感謝の言葉もありません。

○抱きしめてアンセム
何だかんだでみんなアンセム好きじゃん!
ももクロさんだけ腰が高いのがほんとに面白い(特にあやたか)。年齢的にもお姉さんグループ総出でのアンセムはこれが見納めかもしれないから、貴重な場面になるかも。

○お姉さんグループ、ラス曲のセレクト
たこ虹:ホーム最強
シャチ:MAMA
エビ中:スーパーヒーロー
ここまでめちゃくちゃ強い曲を持ってきた各グループに受けて立つももクロはどうする?クロダイかスタセレか?正直この2曲しか思いつかず、すっかり忘れてた。今宵でした。
クリスマス以外で、ももクロの単独公演以外でこの曲を聴けると思ってなかったので、盲点を突かれたのと同時に感情がどっと溢れ出てきた。
「きみとの約束の時」。このフレーズをまた聴けただけで報われた思いでした。本当にありがとう。

○シンデレラ決定戦
今回はネット投票。事前に予習を積んでいったので割とスムーズに投票できたものの、鯖落ち?で投票できなかった方もいたとか。
公正な抽選で順番が決められたのに後半に偏る不思議。
愛来さんと高井千帆さんの並びとか。
overtureが流れる間こんなに緊張するのはシンデレラ決定戦だけです。既にあそこで使うovertureは形骸化してるんですけど。
自分が推す愛来さんは残念ながらシンデレラには届かず。しかし橘花怜さんが選ばれたことを割とすっと受け入れられたのも確かでした。わだかまりなくペンライトをピンクにして祝福していました。

東北産の気合の入り方、選曲を改めて見ると、グループ一丸となってシンデレラを獲りに来たという気迫が漲ってっていたようにも思います。では他のグループとメンバーにそれがなかったのか、というと決してそんなことはないと思います。各グループ、メンバーともアピールには余念がなく、その伝え方がみんな違ってて、それを純粋に楽しめるのが良いのだろうと思います。
では橘花怜さんは何故シンデレラに選ばれたのか。
その答えは既にたくさんの方が考察されていると思いますので、敢えてここで掘り下げないことにしますが、答えはうっすらと出ている気がしました。

改めて、橘花怜さん、シンデレラおめでとうございます。
この栄誉はきっとグループにしっかり返ってくるのだと思います。いぎなり東北産に輝かしい未来がありますように。

当日のセンター席配列。アリーナの外周は今回もフル稼働でした。

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