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清く、正しく、やるせなく。岩井優「彗星たち/Control Diaries」参加レビュー
岩井優さんの岩井優「彗星たち/Control Diaries」の参加/鑑賞のレビューです。
まずは、「Control Diaries」これは物語の視点でいうと「彗星たち」の前日譚に当たるのではないかと思います。
人の気配のしない、清潔で完全な住宅街のうんざりするような羅列。これらは、原発事故後の立ち入り禁止区域の除染された後の光景です。日常の姿は残しつつも現実は全く別の存在になってしまった街並
FACiliTY - 第37回: 13歳からのアート思考 聴講レポート
13歳からのアート思考の著者末永幸歩さん(以下S)
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アーティスト、マーケター、サロンオーナーのナカヤマン(以下N)
のオープンイベントを聴講しました。
イベント参加ページの前書きはこうあります。
各所で資本主義やロジカルシンキングの限界が指摘される中、「アート思考」は代替案として必ずと言っていいほどセットで登場します。一方で、その結論に見られるのは「美術館に行こう」の様な表面的かつ稚
COMMIX RADIO STATION 特別講義回 「コミュニティデザインナレッジ2020」参加メモ
たった1時間の中に充実の内容。完全に追い切れてはいませんがまとめます
■イベント概要(引用)COMMIX RADIO STATIONでは、全国津々浦々で活躍されている実践型のコミュニティマネージャー・コミュニティデザイナーさんたちと、暗黙知であったコミュニティに関するナレッジについて共有しあい、集合知化する活動も行なっています。
今回の特別講義回では、毎回100名の方々にご参加いただき大好評だ
結局あいトリとはなんだったのか?ーー最先端の国際芸術展を再考するーー津田氏講演レポート
■この記事は、イベントの振り返り→メディア論→Q&Aいろいろ で構成されています。
芸術監督 津田大介氏 によるオンライン講義。
アートとまちづくり研究会都市経営研究科主催の
「あいちトリエンナーレ2019から2022へバトンをつなぐ」を聴講しました。
以下レポートです。
■トリエンナーレとは 3年に一度の国際芸術展、地域資源(美術館、公共空間、文化遺産)を活用(サイトスペシフィック)し
未曾有の事態に国際展はどう変わるか?ヨコハマトリエンナーレ2020記者会見 レポート
ヨコハマトリエンナーレ2020
新型コロナウイルス対応の為、オンラインでの記者会見開催。
■7/17からの開催、6/23からのチケット販売を決めた。
対策を講じての開催を決めた理由 は2点。
・生身での実体験の場を大切にする。
・作家の支援の為。
■ディレクターのラクスメディアコレクティブより
みなさんとは昨年末のイベント「エピソード0」でお会いしているので、私たちがヴァーチャルな存
「みる」を問う -要約 ビジネスマンのための発見力養成講座/小宮一慶
最近、STAY HOME を利用して、がっつり学習をしています。
アート業界で渉外をしていることあって、学んでいるのは主に、人文学、ビジネス(マーケティング、経営戦略、思考、デザイン)です。大人の学びの世界は広く深く、いくら時間があっても足りません。
最近、知人に美術鑑賞の手ほどきをする機会がふえたので、そちらのほうの勉強もしているなかで「みる」ことについて、より深く多面的に考えたい気持ちが強
横浜トリエンナーレ2020ー誰もが参加できる進行形の物語。残光。与えられるより、与えあい響きあうことで、僕らは「光の破片をつかまえて」困難をのりこえられる。
急速に世の中が変わり思わぬ迎え方の新年度になりましたね。
■まさにVUCA時代より切実に個人や世の中の在りかたが問われ、いままでとは根本的に思考や行動を切り替える必要のある状況になってきました。
「VUCAって何?」「不安すぎて精神的にまいっている・・・」という方にお勧めの記事が以下です。サクッと読めて、ちょっとすっきりします。
「2017年は、ビジョンを描き(V)、自らを教育し(E)、対話
レポート 現代美術入門/鷲田めるろ
先日、キュレーターの 鷲田めるろ 氏の「現代美術入門」に参加したのでまとめていこうと思います。
穏やかな方で、思慮深くことばを選びながら話す姿が印象的でした。
鷲田めるろ氏といえば、先日いろいろな問題が起こって話題になった
あいちトリエンナーレのキュレーターをしていたことでも知られています。
世間ではすっかり忘れさられた感じがありますが、その後もあいちトリエンナーレをめぐって色々な方向に議