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たまには、母が娘を待つ

昨夜お風呂の支度をしていて、ふと気付いた。

いつも私がダラダラしていて、動くまでにすごーーく時間がかかる。

そんな私に、「お母さん大変だもんね〜仕方ないよ〜」って多くの大人は言ってくれるけど、違う違う。

本当に大変なのは、子ども(まめちゃん)の方。

毎日まいにち、まめちゃんは根気強く、時に怒りながらも、私を待っていてくれている。

散々待った挙句に、ちょうど今いいところなのにー!!とかまだ観たいのに!!とか娘の都合はお構いなしで、「ごめんー」「ありがとねー」とか言い訳されながら、結局いつも母のタイミングに付き合わされている。


たまには、私が待ってみようかな?

ちびまる子ちゃんが終わった頃に声を掛けてみた。

「もうお風呂の準備ができているんだけど、まめちゃんどうする?サザエさんまで観てからにしたい?」

「うん」

「わかった。まめちゃん決めていいから、行ける時教えてね。ママあっちで待ってるからね」

それから、

「行ける時、声を出すか、手を叩くか、足で音出すか…とにかく声や音で教えてね」

と伝えた。

「わかった!」と返事があったので、あとはひたすら待つことにした。

一体どのくらい待つことになるのか?とヒヤヒヤしながらも、段々ワクワクしてきた。

ちゃんと呼んでくれるかなぁ?


サザエさんが終わって、エンディングが流れてくると…


約束通り、おっきな声を出して教えてくれた!!!


障害児相手だと、親や介助者が彼らを(の行動等)待つことが大変だ という話を耳にしても、全然共感できなかったのは、


私はいつも娘を待たせているからだったんだなぁ…






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