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ボヤっとしか見えない世界

ボヤっとしか
見えないことが悪いのではない
と、思えたのは私にとって
とてもラッキーな考え方
じゃなかいかと思っています。


信号機が花火のように
美しいのをご存知ですか?


車から見る夜の道路は
幼い時の私にはとても美しく
キラキラしたものでした。

まるで花火が上がっているよう。
お月様も私は何個も見えていたんです。

わたしは小学生に上がるまで、
そういう見え方が普通だと思っていたのです。なので、目を凝らして見ることも無く
世の中をぼんやりみていたのです。

小学校で目の検査が年に1回ありました。
文字が見えないことが良くないことだと、
初めて知りました。
なので、検査の時、
私の出席番号は後ろの方だったので、
前の子の検査中に
近くで、できるだけ覚えて
0.7くらいは見えるようにしていました。

見えないことが
よろしくないことはわかりましたが、
見えないことで何が困るのか
あまりわかっていませんでした。

家族で、動物園へ行った時のことです。
キリンのいるところはどこなのか、
そこにある地図の看板で確認してきて
と言われ、見に行きました。

全然見えていない私は、
柵を乗り越えて
地図の看板を確認しに行きました。
柵を乗り越える私を見て、
母はたいへん驚いて、
飛んできたのを覚えています。

「どうして、柵を乗りこえたりするの?
そんな事しなくても見えるでしょ?」

????見えないからと答えました。

母はものすごく
ショックを受けたそうです。
学校からも視力が悪いとは
言われていないし、
目つきも悪くなかったからです。
今思えば、大変申し訳ないことを
したなぁと反省します。

そういうことがあって、
眼科できちんと測ってもらうことに。
初めてメガネを作りました。

晴れたいいお天気の日でした。
木漏れ日が眩しくて、とても驚きました。
太陽のヒカリが風で揺れる
小さな木の葉にキラキラと乱反射して、
とても美しかったのを覚えています。

みんな、こんな景色を
見ているのだなぁと、
嬉しいとはいえないけれど、
なにか扉が開くような
そんな気持ちになりました。

メガネをするようになって、
よく見える分、本を長く読んでも
疲れにくくなりました。
集中力がなかったのに、
集中できるように
だんだんなってきたと思います。

今は老眼で、
また見えにくくなっているので、
かなり残念ですが。

それでも、絵を描く時に
メガネをすることは少なかったかなぁ
と思います。
メガネをすると、
葉っぱ1枚1枚
はっきりくっきり見えるので、
描き辛かったので、
ぼんやり見える方が便利でした。

図画工作、美術は
ずっといい成績をもらっていました

あとから調べると、
有名な昔の画家は目の悪い人も
多かったようです。

視力が悪いことが悪いことではない。
何事もそんなふうに
思えるようになった理由のひとつです。

本日もつたない文章を
最後まで読んでくださって
ありがとうございます。
感謝しています。

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今日も一日すてきな日になりますように
キラキラ輝くステキな笑顔で
今日も行っていらっしゃい。

お昼休みのかたは、あともう少し。

おかえりなさい。
今日もおつかれさまでした。
明日のための
こころのストレッチを。
おやすみなさい。

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