【アイナナ】ジャニオタ、『NAGISA Night Temperature』に狂わされる

2021年8月4日、IDOLiSH7のシングル『THE POLiCY』発売おめでとうございます!!


情報が出た時から、カップリング曲の『NAGISA Night Tempareture』の配信が解禁されるのを本当に心待ちにしていました。だって見てこの曲名!!大半のジャニオタは心惹かれてしまうよ、このトンチキソングの香り!!頭空っぽにして騒げる明るい曲が来るのかな?と想像して、明るめでポップな曲が好きな私はワクワクが止まらなかったです。(嵐ファンにしか伝わらない話をすると、『CARNIVAL NIGHT part2』系統の曲を想像していました)

しかも、TLの反応を見るに、作詞家:児玉雨子さん×作曲家:星部ショウさんのタッグは、ハロプロ楽曲ではお馴染み&この二人の曲なら間違いない!と太鼓判を押されるほどの方だそう。期待は膨らむばかりでした。

そして迎えた8月4日0時。

エッっっっやっっっっばい何これ!!!!!?????

まず、出だしのりっくんのソロの「Oh My NAGISA Night Temperature」を聴いた瞬間に心を撃ち抜かれました。

この「まったく耳馴染みのない造語なのに、聴いたら一生忘れないほど印象的なフレーズ」!!!!!!紛れもないジャパニーズアイドルソングだ!!!!!

既に私の中では優勝していたのに、そこからチューンアップが入り、畳み掛けるように大和とナギのユニゾン、和泉兄弟のユニゾン、MEZZO"のユニゾン……からの、視界がぱっと開けた錯覚に陥るような弾けるサウンド!!

もう、なんか、ありえん狂い方をしてしまった。

一例を挙げるなら、
・ダウンロードしてから1時間半リピートが止まらない
・翌日ずっとリピートし、配信から24時間で2年使ってきたApple Musicの自己再生数ランキング9位に君臨する
・振付や衣装やフォーメーションを考え出す
・歌番組やコンサートで披露された幻覚を見出す
・定期的に「NAGISA Night Temperature」てTwitter検索をかけるようになる
……などなど。

※NAGISA関連のツイートしすぎて、モーメントにまとめました。
https://twitter.com/i/events/1423999004681981952?s=20

なんか、もう、飽きなさすぎて怖い。

このサウンド、ジャニオタやハロオタ、その他アイドルオタの経験がある方の心を捉えて離さない成分が入ってる。ドルオタを中毒にしてしまう恐ろしさがある。
「油断しないでいて」のところや、サビに入る前のところで使われている「ドンドンドンドンドン、パッ!」の音があまりにも気持ち良すぎて気持ちが高揚するし、どんな振りになるんだろう?とワクワクさせてくれる。ドルオタの弱点を分かってます、と言わんばかりに的確に突かれている。なんというプロの仕事……ありがとうございます……

すごいのが、歌詞で「マジックタイム」「日が落ちていく」と歌われていると認識する前から、濃紺と夕焼けが混じった空が広がる海辺の光景が想像できたこと。なんで音だけでそんなことができるんだろう……すごい……

歌詞も最高。本当に最高。
今までのIDOLiSH7の楽曲、いや、アイドリッシュセブンの楽曲で、ここまで「世界観が作られたひとつのストーリー」を歌った曲ってない(はず)。けど、ジャニオタやハロオタ、AKBオタをはじめ、ドルオタはこういう曲に一度は出会ってるんですよね。そう、「聴き手に片想いしてくれている曲」!

しかもその表現が本当にうまくて……「心をもっと許されたい」=もっと近い関係になりたい。「でも油断しないでいて」=でも友達じゃなくて、意識される存在でありたい。自信がないから願うしかできない可愛さが出ているし、そのジリジリ具合が「寄せては返すジレンマ」なの、表現の天才が過ぎる。情景の表現すら天才なのに、「Oh My NAGISA Night Temperature〜寄せては返すジレンマ」までが一発で印象付けるフレーズになっているのもすごい。アイナナのこと知らんジャニオタとかに聴かせたらたぶんすぐ口ずさめるもん……

この曲、たぶんデビュー当時の彼らには歌いこなせない曲だったと思うんですよ。ある程度貫禄が出てきたからこそ歌える、ちょっと大人な曲。嵐オタの私は『JAM』を思い出しました。(嵐のデビューは1999年、JAMを歌ったのは2004年)

「デビュー当時の彼ら(彼女ら)には絶対歌えなかった、今だから歌える曲だ!」って曲はありませんか?この感覚、長年同じアイドルを応援してきた人は一度は感じたことがあるものだと思ってる。NAGISAはまさにその感覚を呼び起こされる曲じゃないかなと思います。だからこんなにドルオタに刺さるのだろうなと勝手に分析しています。

あと、明るい歌が好きなアイドルオタクは「チャ」「パ」「ナ」あたりの音が遺伝子レベルで好きでしょ!!(※私調べ)(友達に言ったら「それはもうチャンカパーナなんよ」と言われた)

児玉雨子さんと星部ショウさんには本当に頭が上がりません。IDOLiSH7に素敵な楽曲を提供してくださってありがとうございます。大好きでたまらない曲がまたひとつ増えました。

あまりにいい曲すぎて、この曲のパフォーマンスをするIDOLiSH7を見ることができない世界線にいる自分が許せない。どんな衣装?ちょっとパレオをアレンジした南国風の衣装だったり、ひらみのあるラフな衣装だったりするのかな……ユニゾンのところのフォーメーションってどうなるんだろう……サビの振付は腰を動かすエロさじゃなくて肩を使った軽い色気がいいな……各々のソロパートはどんな感じで歌うんだろう……ヤマさんは歌詞の理解を深めて歌でも演じてくるタイプだから「いくじなし」や「でも油断しないでいて」の表情がえぐそうだなとか、なぜか仕事でドSキャラをオーダーされる一織が「指先接近」をどんな感じで歌うんだろうとか、17歳の抱かれたい男5位に「とろけられないheart」と歌われた日には心臓持たなそうとか、発売から5日経った今でも妄想が止まらなくて困ってます。マジでナナライで見るまで死ねない体になってしまった。

飽きる日が来るまでリピートし続ける気でいますが、いつの日になることやら。何せどこを切り取っても「あとちょっと聴いたら好きなところ!」になるし、「最初からもう一度聴きたい!」になるから、止めどころがないっていう。

こんなにドンピシャな楽曲をいただけたのが本当に嬉しいです。ありがとうアイドリッシュセブン!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?