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Suchmos『THE ASHTRAY』が纏う王者の風格。

おはようございます。
フジイ サダモリです。

今日ようやくSuchmosの新譜『THE ASHTRAY』を聴きました。

やー、めちゃくちゃ良いですね!カッコいい!!

全7曲。しっかり構成された新世代のロックアルバム。

何か目新しいアレンジがなされているとかそういう事は無く、ただただデビュー以来の彼らのスタイルをさらに押し進めた音楽が鳴っています。

その彼らのスタイルとは、ロック、ソウル、ジャズ、ヒップホップなど割と黒っぽい音楽を元にミックスされたもの。

これまで日本の幾多のバンドがトライしてきたジャンルとも言えます。

では、今までのバンドと彼らSuchmosのどこが違うのか。

それは世代です。まだ20代半ばの彼らは生まれた時から、洗練された海外の音楽を聴き、またそれを咀嚼しようとした日本の音楽も聴いています。それらが非常に自然に無理なく自身の表現に結実していますね。

また、昔のバンドでいうとイギリスの『oasis』のような、その音楽が鳴った瞬間に立ち込める王者の風格。それが彼らSuchmosにはあります。これは手に入れようとして入れられるものではなく、言葉にすると陳腐ですが、神に選ばれたバンドのみが纏うことのできるオーラでしょう。

おそらく、自分たちの音楽に全く迷いがないんでしょうね。

CMやTVで聴いているだけだと、流行りのおしゃれバンド。ただそれだけと勘違いしてしまいがちな彼らSuchmosの魅力。是非、この機会にしっかりと聴いてみてはいかがでしょうか。

(↑このサザン『涙のキッス』のカバーもとっても良い!)

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