スーパーカー『PARMAFROST』から見えたもの。
おはようございます。
フジイ サダモリです。
先日4/25に、90年代後半から2000年代初頭まで活躍したバンド、スーパーカーの20周年ベストアルバム『PERMAFROST』がリリースされました。(Spotifyで聴けます。)
スーパーカー、僕は大好きなんですよね。
で、この『PERMAFROST』を聴いた感想はまぁ、微妙なところです。
僕は彼等が解散した時に出た、『A』というベスト盤が好きでした。
あれって、ただシングル曲だけをリリース順に並べただけのアルバムなんです。
凄くシンプルなんですけど、最後の『Wonder Word』まで聴き終えた時不思議と深い喪失感に襲われて、胸を打たれてしまったのをよく覚えています。大切な友達の誕生日プレゼントにもした事があるくらい大好きですね。
シングルをリリース順に並べただけで、聴き手を感動させてしまうバンドはそうそう居ませんよね。
そんな『スーパーカーのベスト盤は「A」一択』と言ってはばからない僕からすると、この『PERMAFROST』はベスト盤としては機能しないのですが、とおして聴いてみると新しい気づきもありました。
中期以降の『Free Your Soul』『AOHARU YOUTH』を聴いた後にスッと『DRIVE』や『cream soda』などの、初期ナンバーを聞くと
そのピュアな響きに改めて驚かされるんですよね。
決して清々しい解散では無かった彼等ですが、
4人の才能溢れる若いミュージシャン達が奇跡的に出会って、音楽を鳴らしてくれたこと。
その唯一無二の化学反応が、最初から最後まで続いていたこと。そんな事に改めて気づかされます。
GWの晴れの日になんだか切なくなっちゃいましたよ。やっぱいいな、スーパーカー。
スーパーカー、永遠なれ。
今日の一曲:スーパーカー『Sunday People』
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