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女の子社会

先日、娘と公園に行ったとき。

何度か遊んだことのある女の子が、他のお友達数人と公園にきていた。娘はいつものように「一緒にあそぼう」と言って寄って行ったのだが、いつもは遊んでくれるその女の子はそのときは”自分の縄張りを荒らされる”と思ったようで「みんな、向こうで遊ぼう」とあからさまに娘を入れないように遊び始めた。何度かトライしたが同じ結果だったので、普段はそれほどへこたれない娘もさすがに傷ついたようでしくしく泣いた。娘の気持ちを思って胸が痛くなると同時に「ああこの感じ。。。」と自分の昔の記憶で胃が痛くなるような感覚を覚えた。

一般的にそれが普通なのかはわからないが、私が通っていた小学校は気の強い子が多くて、小学校低学年くらいから高学年まで結構いじめがあった。リーダー格の女の子が順番に「次はあの子」みたいな感じで無視や仲間外れをする、というような感じで、子供ながらに気を遣うことが多くて本当に疲れた。そういうのが面倒で、あるいは自分の「順番」だったので諦めたのか、一時期男の子とばかり遊んでいた。

娘が今からその時期を迎えるのか…と思うと心からしんどい。私には何もできないからなおさらに。

大人になってからは、幸い周りは優しい女性ばかりだ。大人になったら、自分が好きなひとたちだけと付き合えるのは素晴らしいことだ。職場だってどうしても人間関係がうまくいかなければ他に移ればいいし。

…と思っていたけれど、この年になって今度は娘つながりで逃げられない(わけではないが、できればうまくやりたい)場が出てきた。娘がらみのコミュニティのご両親たち。

フレンドリーに接するけど実はすごく人見知り、という面倒な私。

今のところ怖いひとには会っていないが、娘を頑張れと応援するだけでなく並行して自分も頑張らなければいけない時期がこれからしばらく続くことに戦々恐々としている。





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