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読んだ本の感想:「そろそろジュエリーが欲しいと思ったら」

ジュエリーディレクター・スタイリストの伊藤美佐季さんという方の本。

最初に揃えるべきベーシックアイテムや、きれいに身に着けるためのアドバイスなどが書かれている。

ベーシックアイテムにはパールやダイヤのピアスなど既に持っている人も多そうなアイテムも入っているけど、年齢に応じて似合う珠(石)の大きさなどが書かれているので参考になる。「ベーシック」とはいえ、紹介されているものは高額なものなのでそのまま揃えるのは一生かかっても無理そうだけれど。

年齢も含め、自分らしくきれいに身に着けるためのアドバイスとして「自分の自信の持てる部位に」「複数カテゴリのジュエリーをつけるときは部位を離す」「盛るときは1,2か所」「年齢が上がったらプチネックレスは重ね付け」等、知っておくと購入するものやその日つけるものを選びやすくなるポイントが色々記載されている。

実際鏡の前で「ネックレスもつけてイヤリング(私はピアス穴ないので)もつけて」としたときになんかおかしいのでネックレス取る、みたいなことを過去に何度もしているので、プロがやっぱりそれはおかしいと言ってくれると選び方に無駄がなくなっていい。

これまでは漠然と選んで着けてみたら変だから調整していたのが、「今日はネックレスとイヤリングどちらにしようか」「今日はどの箇所に重ね付けしようか」とかちゃんと指針を持って選ぶようになるというか。

プチネックレスは若い時に買ったものは実際もう似合わなくなって、ほとんどつけていなかったので重ね付けすることで再活用できたらいいなと思う。

ある程度の年齢の人には感覚的にわかっていることを体系的に再確認する本、若い人には長く使えるものがどういうアイテムか知りたいときに参考にすべき本、という感じ。

結構感情豊かに書かれているので、エッセイのような感じで読んでもいいと思う。






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