【メモ】宝富語解説【デュエパ】
個人的なメモとしてデュエパのルール・テキストの微妙なニュアンスの違い、その他諸々をまとめる
デュエパってなんだよ
デュエルマスターズの変則ルール
有志でやっている人は8年ぐらい前から既に居たが、最近公式が擦り始めた。
早い話マジックでギャザリングなアレのEDHである。
相違点
60枚デッキのハイランダー山で3~4人で行うデュエマ
60枚のカードの中から1枚、パートナー(後記)を選び、それをゲーム開始時にパートナーゾーンへと置く。
通常のデュエマが手札・シールドが5枚ずつなのに対し、デュエパは各6枚。
先行はドローが出来ない通常デュエマと違い、デュエパはドローできる。
パートナー
デュエパのキモとなるカード。ゲーム開始時に専用のパートナーゾーンへと置かれる。
とは言っても専用のカードがあるわけではなく、コスト5以上のクリーチャーなら何でもいい。
パートナーに指定しているクリーチャーの文明に対応しているカード+無色しかデッキに採用できない。
例
火/自然を持つドギラゴン剣をパートナーにする場合、火文明と自然文明+ゼロ文明(無色)のカードしかデッキに投入する事が出来ない
自然/闇のように部分的に文明が一致しているカードの採用は出来ない。
ツインパクトカードをパートナーにする事も可能。
ただし、パートナーゾーンから呪文面を発動する事は出来ない。
パートナーゾーンにいるクリーチャーはコストを支払って普段のデュエマのように手札から召喚が出来る。また、キリフダッシュ・ニンジャストライク等の自己召喚効果を持つカードはパートーナーゾーンからでも効果を使って出せる。
ただし、侵略や革命チェンジ等、召喚するとは書かれていない効果を持つカードはパートーナーゾーンから出せない。
パートナーカードが場を離れる時、(恐らく)任意でパートーナーゾーンに裏向きで戻す事が出来る。
この処理は墓地からカードを動かせない効果を持つクリーチャーが居ても例外的にパートーナーゾーンに裏向きで戻せる。
裏向きのパートナーは召喚不可能。
裏向きにして戻したパートーナーは次の自分のターンが終わり、ターンが移行する際に表向きに戻る。
余談
パートナーゾーンのカードを使えなくするカードが出ていると使えなくなります。
構築制限
パートナーに指定したクリーチャーに対応した
ハイランダー(各カード最大枚数1枚)
レギュは通常デュエマの殿堂・プレ殿通り。今の所公式からはデュエパ特有のレギュレーションは存在しない。
(ただし、前身であるDMEDHにはレギュレーションが存在するし、やっているメンバーで殿堂取っ払う事も可能○)
後はサイキッククリーチャー、GRクリーチャー、禁断、禁断X、ゼーロンは禁止
ただし、効果で超次元ゾーン送りにするカードは使用可能
また、追加ターン、エクストラウィン、エクストラルーズ効果は無視されるので実質出禁。
あ、ただし敗北耐性を付与する効果は無視されないよ^^
追記
本当は効果処理とかゲーム進行とかウダウダ書きたかったけど2時間無保存して無に消えたのでその内気が向いたら書き足します
効果範囲について
これが1番書きたかったので書いていきます
まずはこの2匹のバロムを見てください
まぁバロムと言えば自分の色以外を絶対○すマンなんですが、この2匹のバロムは構築戦においては挙動は同じですが、デュエパだと挙動が大きく変わります。
それが今から説明する効果範囲の話です。
効果範囲 「相手の~」
相手の、と前置きがあるカードの効果範囲は1人のプレイヤーを指定して効果を解決します。
ドルファディロムは”相手の”多色ではないクリーチャーを全て○す効果なので、デュエパではプレイヤー1人を選んで効果が適用される、ちょっとショボい効果になります。
しかし、そんな「相手の」「相手は」でも全員に適用される効果があります。
それは常在効果です。
常在効果と言うのはクリーチャーが場に出ていると発動し続けている効果の事です。なんかルールに介入してそうな効果がソレです。
ドルファディロムも常在効果を持っており、「相手は多色ではない呪文を唱えられない」効果は全プレイヤーに適用されます。
また、「相手の」が■で区切られている場合はその都度、対象プレイヤーを変更する事が出来ます。
こんなテキストなら参照する相手のバトルゾーンを都度変える事が可能。
■内に相手がいっぱい出てきても、■の中に全部収まっていれば参照したり適用される相手は最初に選んだ人だけです。
また、▶で区切られている効果を複数回使える場合は都度別のプレイヤーに切り替える事が可能です。
このルールのせいで壊れているカードがあります。
それがこれ。
なんかウダウダ書いているけど、デュエパでの挙動はこうだぞ!
おまけ
こういうテキストはどう処理されるか
こたえ
自分と選んだ相手以外はクリーチャー(とタマシード)を残せず全部墓地送りです
「各プレイヤー」「相手や各プレイヤーと書いていない時」
全プレイヤーを指します。
つまり、先ほど例として紹介したドルバロムはドルファディロムと違い、
場の全ての闇以外のクリーチャー、闇以外のマナを塵芥にします。
こうしたテキストは全プレイヤーのバトルゾーンや墓地の総数を参照
相手クリーチャーを3体まで選び、ではないので場の好きなクリーチャー(自分のクリーチャーも含む)を戻せます。
構築デッキ評価
ドラドラドラゴン龍幻郷
デュエマの醍醐味の1つであるドラゴンの踏み倒しがテーマになっているデッキです。
こうしたデッキは構築戦では【連ドラ】と呼称されており、一定の人気があります。そんなデッキをデュエパでやっちゃおう!と言うのがこのデッキのコンセプトです。
デッキの質
ブースト手段も万遍なく入っていて、その辺の調整はあんまり考えなくて良いぐらい。出力するドラゴンも多少はパワーが低いですが、及第点と言った感じです。
個人的にうれしいのはドラゴカリプス。赤の除去はデュエパだと使いづらいカードが多いけどこれは大分緩くて強い除去なので助かります。
コンセプトもマナを貯めてドラゴンどーん!TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!と簡単で楽しいデッキで、改造もしやすいので結構楽しそうです。
どう強くするか
1. パートナーを変える
構築デッキと言っても、このデッキのパートナーはこのカードじゃないといけないといった事は無く、パートナーは何でも良いんです。色さえ合っていれば。
デッキの看板カードはこいつで、効果も確かに強いです。
…が、同じデッキにこんなカードが入っています。
こいつをパートナーにすることで2~3ブーストが5マナあれば確定で出来ます。踏み倒しの着火点となるカードは大体高めなので、やはりしっかりマナは溜めておきたいのが実情。そうなった時にガルチェンソをパートナーにすると回りがよくなります。
3人でも7マナになるのでこいつに繋がりやすくていいね
(DMEDHでは禁止カード)
2.強いドラゴンを入れる
まぁ、踏み倒せるカードの質が高ければ高いほどこの手のデッキは強いのは火を見るよりも明らかです。
一例としてどんなドラゴンがいるか紹介していきます。
ドンドドもその1匹です。
バラフィオル
連ドラと言えばバルガなんたらですが、バルガ系は山札を見てそれがドラゴン以外だと不発した場合はそのまま山札の1番上に戻すのでそこで止まります。
…が、バラフィオルは3枚見て選ばなかったカードをボトムに置けるのでバルガ系の弱点をカバーするだけではなく、ドラゴンが殴る時なら誰でもいいので、いるだけで自分のドラゴンが殴るとボードアドバンテージが取れる激アツドラゴンです。(あ、勿論自分が殴る時も発動します)
ジスタジオ
いるだけでパワー12000以上のクリーチャーがバトル負け以外で離れなくなると言うバカ耐性を付与できます。
バルガライザーは恩恵を受けれませんがバラフィオル等、切り札級のドラゴンたちは12000以上のパワーラインなので、残しておきたいカードを残すことができます。
ドラゴ大王
ドラゴン以外の人権を踏みにじる極悪ポリコレクリーチャーです
ドラゴン・コマンドの人権を踏みにじる修羅VANと合わせると
全てのクリーチャーの人権を踏みにじる終末ポリコレコンボが完成します。
アカと白いカードで全てを制圧だ!!!!!!!!!
バジュラズテラ
核弾頭みたいなカード
バラフィオルで捲れても出せると言うとんでもないクリーチャーです。
赤いドルバロム
捲れなくてもガルチェンソとか放置していたら手打ちも出て来るんでヤバいですね
運命
ジャジャジャジャーン!(迫真)
出力ではないですが強いカード
手打ちでも強いしベートーベンから踏み倒すと脳内麻薬ドバドバ間違いなし!
不敬なり!真邪眼騎士団
デュエマ歴史に名を馳せるぶっ壊れ種族、ディスペクターを題材にしたデッキです。
看板カードはキングロマノフ
ディスペクターとは、EXライフという自身が場を離れる時に身代わりになってくれるシールドを付けられる効果が共通でついている壊れ種族です。効果も凄まじいアドバンテージを叩き出すし、強力な耐性を持っているので確定で不利交換を相手に押し付ける事が可能です。アドの塊
構築戦でも強いし、こうした限定的なデュエマではえげつない強さを叩き出します。
使われているディスペクターはどれも使い勝手が良く、中盤・終盤を攻めるのには素でも十分なぐらいです。
このデッキも使いやすいデッキだと感じました。
強化方針
1. 部下の質を上げる
ディスペクターは大型のものが多く、出すのが少し重いです。
そこで活躍するのが配下のディスタス。
○○(カード名)-×(数詞)と書かれているディスタスはディスペクターを出す際に自身を破壊する事でコストを軽減する効果を持っています。
これはデッキに入っているヒャクメ-4。なんと4コストも軽減してくれる最高の生贄サポーターです。
他にも使い勝手のいいディスタスはいます。
このスカールー1はマナに置く際に多色なのにアンタップして使えるし、墓地からディスペクターを1コス軽減して召喚できるし、更にはGストだしで、色々と役割がある過労死枠です。
他にも可愛くて強力なブーストが可能なDisコットンケラサス等、
このデッキを強化する時は質の良いディスタスを見つける事です。
強いディスタスは強めの構築済みデッキである、禁王創来にて収録されている事が多いので、見てみるのもアリ
紹介したヒャクメ以外のディスタスはこのデッキが初収録です。
先程大型の質は良いと言ったけど、大型の強化として真っ先に入れたいカードはあり、それがこのカード
ネクラカラー(白黒緑)のディスペクターの”王”です。
マナが手札になるし、ディスタスならタダ出し。しかも墓地のカードを全部マナに送れたりと、終盤戦に於いて無類の強さを誇ります。
正直、キングロマノフよりもパートナー適正があります。
他のパートナー候補としてはデッキに入っているDis ザルフェルとか。
終盤入りかけの時に墓地からカードを回収できる凄い奴です。
呪文を手札に持ってこれるのがグレイトフルベンとの差。
グレイテストゲート
ちょっと悩んだけど、破壊されたロマノフを蘇生できます。
また、ナイトマジック持ちなのでロマノフ等の種族ナイト持ちを蘇生すればコスト以上のバリューが得られます。
(デュエマは上から下の順でカードテキストを処理するので、1個前の処理で追加効果の条件が達成していればそのまま追加効果も発動可能です。)
招龍邪技系統
終盤から強さを出していくデッキなので、ゲームテンポが早くなりつつある時や、雲行きが怪しい時はこの辺を使って更地にしよう。
また、場にクリーチャーが居ないプレイヤーを指定すると、相手のクリーチャーを全て消し飛ばすことが可能。
双極のアカシックZ計画
ツインパクトカードという、呪文とクリーチャーが一体になったカードを題材とした赤青緑カラーのデッキです。
看板カードはアカシック・ゼノン。
ツインパクトクリーチャーに疾走を付けたり、1ターンに1度、ツインパクトクリーチャーが殴る時に下面が発動できるというトリッキーな効果を持っています。
ツインパクトカードと言うのは状況によって使用するカードの効果を変えられる所が強みで、実質100枚超えのカードを扱うと言っても過言ではないのがこのデッキの楽しさです。
弱点としては、ツインパクトカードは1:1のデュエマを想定しているスペックのカードが多く、1:1交換のカードが多めなので、攻め辛く守り辛いです。
EXライフ持ちのディスペクターを自分1人で倒そうとすると、リソースが2枚割かれるのがキツすぎます。
また、目玉新規枠のアカシック・ゼットが微妙にゼノンとの兼ね合いが悪く、ちょっと厳しいです。
ご丁寧にゼット軸で使う場合のカードもデッキにそれなりに投入されており、そのままのリストだと若干中途半端な印象を受けます。
デッキを改造する際はどっちをパートナーにするか決めてから行うのが◎。
ネゴシエートの偽衒(ぎげん)学者
デュエパ特有の概念である”ヘイト”を管理する事を意識した白黒青デッキです。
看板カードはサファイアペンダット
…はい、ペンダットの効果を見てわかる通り、このデッキはネゴシエートなんかしません。
自分だけ高みの見物をするカスのムーブを得意とするデッキです。
改造案
サファイアペンダットはかなりのウザさを持つカードですが、それ以外のカードのウザさは割と可愛い寄りなので、嫌なカードを兎に角いっぱい詰め込みまくろう!!!!!!!!!!!!!
黒白青(ドロマーカラー)はいやらしいカードがいっぱい詰め込めるのでコンセプトとかなり合っている改造が出来る!
サイバーダイスベガス
生けるハンドアド
置いてあるだけで手札がなんか増えるし、D2スイッチで水の7コス以下の呪文を踏み倒す事が出来る。
エタソ
狙った相手に強めの1:4交換が行えるカード
1人だけ?弱いじゃん!
そう思ったあなたへ…
龍素記号wDサイクルペディア
これが出ている時にエタソを打つとエタソが2回使えちまうんだ。
狙った相手のバトルゾーンとマナを更地にしても良いし、分割して足止めするのも強い!!!!!!!!!!
しかもジャストダイバー(次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない)持ちなので、1ターンは除去し辛い厄介さを併せ持つクリーチャーだ!!!!!!!
後、呪文を再使用できる効果は相手ターンでも発動できるから、ダイスベガスでエタソを打つ→サイクリカで再使用も可能。
余談 アニメでザコシがこのコンボやってました
ヴァミリアバレル
最新弾に収録された、この記事の中の誰よりも最新のカード。
最新のカードな為、ハイパー化なんてハイカラな効果を持っている。
(ハイパー化…このカード以外の自分の場のクリーチャー1体をタップする事で、ハイパーモードの下の効果が解放される効果 ハイパーモードは次の自分のターンまで継続だ!)
このカードのハイパーモード効果は、各ターン1枚しか相手プレイヤーにドローさせない効果。
ドロソを牽制できるぐらいで大したことないだろwって思うかもしれないけど、だったら引かせちゃえば良いんだよ。
ヴァミリアバレルのハイパーモード解放時に出すNワールドで全体ハンデスなんて芸当も可能。
ハイパーモードの効果を抜きにしても、ブロッカーで除去能力持ちで3コストと軽く、更にハイパーモードを解放すればWブレイカーになるのも少し嬉しい。
余談
ヴァミリアのハイパー効果はバウンスしたカードも対象だと思っていたから、神々の逆流撃って気持ち良くなりたいなと思っていたところ、引いたカードじゃないと捨ててくれないので虚無になりました
魔天降臨+リアリティボイド
リアリティ・ヴォイド適用中、相手はマナを手札に置けないので、魔天を打つと相手のマナが消し飛ぶ。
エグいけどロングゲームになるので採用は17秒間考え続けてからにしよう
赤も入れられるデッキだとこのクソ微妙なカードで相手のマナを壊滅させることも出来るぞ!!!
このデッキと相性がよさそうなカードだけで1記事作れそうなのでこれ以上は割愛
自分だけの最強カードを見つけるんだ!!!
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