20240219 『CUBE 一度入ったら、最後』、他

今日見たのは邦キチの2/16更新回で紹介されていた『CUBE 一度入ったら、最後』。原作『CUBE』と続編『CUBE 2』『CUBE ZERO』はかなり前に見たことがあるが、細部の記憶は薄れていた。登場人物の一人の常同行動らしい指の動きがなんだか卑猥な指の運動に思えたとか、腕時計をたくさんつけたヤバいおじさんが登場したとか、2の結末の理不尽さを深夜に食らって落ち込んだ、とかはいまだに思い出せる程度だ。
そのため邦画CUBEを見ていても「ここはこうだったな」と思い出せる場面が斎藤工の靴投げと素数以外になかった。
全体的に満足感の少ない映画だったと思う。罠まみれの閉鎖環境の恐怖、同じ環境にいる人間同士で不信に揺れるドラマ、菅田将暉演じる男性のトラウマ、登場人物たちの関係性にのめり込めなかった(理解はできるものの)。罠や人間心理の怖さも、映像としてどこか丸みのようなものを感じてしまい、怖がれない。この辺は個人の感覚で、原作の方はもっと作品全体に冷たいものを感じていたと思う。不満で終わるところを星野源のポップなエンディングテーマに乗せられて何とも不思議な感覚に包まれながら見え終えてしまった。さすが星野源。
印象的なシーンは冒頭の柄本時生が死ぬまでの場面だろうか。トラップで切り取られた柄本時生の肉塊を、邦キチは「全年齢版の人間サイコロステーキ」と書いていたが、割とグロかったと思う。あと乳首がついている。R15くらいだと思う。
Season11/11本目 CUBE 一度入ったら、最後 / 邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん - 服部昇大 | COMIC OGYAAA!! (コミックオギャー)|おもしろい、がうまれるところ (comic-ogyaaa.com)

口直しに『ヴァチカンのエクソシスト』を見ようかと思ったけど、『メタリックルージュ』を6話まで一気に見て体力が尽きた。女性同士のバディもので、回ごとに好みが分かれるが、うえのきみこ脚本の2,6話がコミカルで好き。
以上。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?