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iRacingの耐久レースに参加してみた〜耐久レースの魅力と出場の方法について解説〜

みなさんこんにちは☀️
あせろらmamakoです。

今回は、eモータースポーツ、中でもiRacingの楽しさを知り、色々なレースに参加する中で感じた、iRacingの耐久レースの魅力についてお話しします。

iRacingを始めたばかりの頃は、オフィシャルレースに1人で出ていましたが、ある時iRacingに『耐久レース』があることを知りました。

1、iRacingの耐久レースって何?

iRacing上で舞台となるサーキットを決められた時間の分だけ走りきり、長時間走行の末、サーキットを周回したラップ数を競うレース のことを言います。

サーキットや走る時間、走る車は、レース毎に異なります。

2、iRacingの耐久レースはどうやって出るの?

iRacingのレースには種類も沢山あって、オフィシャルレースもあれば、ホストレース(個人でレースを開催する)もあります。


★オフィシャルレースは、決まったコースと車で参加すれば、参加する人数は決まっていません。
ただ、Safety Ratingライセンスクラスは、開催されるレースシリーズの出場要件にもなっているので、チェックしましょう。


《Safety Rating》
 iRacing内でドライバーの安全度合いを示すものです(SR)。
  この値は最初 2.50 から始まり、走行内容によってこの値は0.00 から 5.00 の範囲で変動します。走行した各セッションでのインシデントによって Safety Rating は変動します。

《ライセンスクラス》
 ライセンスクラスは下から、Rookie、Class D、Class C、Class B、Class Aとなっています。iRacingを始めた時は、皆Rookieクラスから始まり、Dクラスに昇格を目指していきます。


★ホストレースは、レースを開催する主催者によってチーム構成の人数やチームメンバーのiRating、ライセンスクラスなどの指定があるのでチェックしましょう。

《iRating》
 iRatingとは、よいレースをして上位でゴールすれば上がり、逆に内容がよくなかったり下位に終われば下がるかもしれない、レースするたびに変化するドライバーのスキルを示す、システム的に算出した値です。


参加するレースが決まったら、レースのレギュレーションに沿って以下の1)から5)を事前準備する必要があります。

1)チームメンバーを決める
   レースの時間によって必要な人数が異なるし、どんなに長いレースでも1人で参加する人もいます。参加するレースの自分の目的に合わせて決めましょう。

2)iRacing上の手順を確認する
    参加する人数が複数であれば、交代の手順はどうするのかを確認しましょう。必ずレース当日までにチームメンバーでシミュレーションしておく事をお勧めします。

3)レース当日までに練習しておく事を確認する
     2)の手順以外にもチームメンバーが各自でやっておく事があります。
  (1)コースを覚える
 (2)ある程度のタイムで走れるようにする

  iRacingを初めて間もない人は、iRacingのルール例えばフラッグの意味(フラッグの色によって意味がある)やペナルティの意味と対処方法など確認しておきましょう。

4)チーム名、車のカラーリングを決める
  カラーリングは、チームカラーを出せるので見ても楽しいです。思い出に残るカラーリングを決めてみましょう。

5)走る順番を決める
   予選は誰が走るのか、その後の順番はどうするのか、チームメンバーで話し合って決めましょう。


iRacingの2024年オフィシャル耐久レース一覧はこちら⬇️

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近々開催予定の、iRacingのホスト耐久レースはこちら⬇️

NiShiKeN耐久 iRacing スーパー耐久風 富士24時間耐久レース'24 (4月27.28日)


3、iRacingの耐久レースに参加してみた

 iRacingの耐久レースに頻回に参加する仲間をみていたら、楽しそうで自分も出てみたいと思うようになりました。私が出れる耐久レースはないかなと考えていたちょうどその頃、第2回 iRacing   KMR耐久 6時間レースの告知があったので、この耐久レースに出ることにと決めました。

このレースは、
1)iRating 3500以上のドライバー1名、3499~2300のドライバー1名、2299以下のドライバー1名の3名チームであること。
2)コースは岡山国際サーキット
3)時間は6時間

 私のiRatingが2299以下だったので、3500以上1名、3499~23001名を募集したところ、無事チームメンバーが決まったので、目次2の、1)から5)に沿って準備をしていきました。

 レースまでの約10日間で全てを決定しました。
 一緒に練習する時間を決めて、Discordでコミュニケーションを図りながら、準備を進めていきました。

 そして迎えたレース当日。
 iRacingを初めて間もない私は、スポッター(走行中のドライバーに、レースの状況を伝える役割)が十分にできないので、他の2人のメンバーにお願いして無事最後まで3人で走り切る事ができました。

初参加したiRacingの耐久レース。
第2回 iRacing KMR耐久 6時間レースの様子はこちら⬇️


そして、その後もiRacing耐久レースに2回参加。


iRacingスーパー耐久風富士24時間耐久レースの様子はこちら⬇️

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NiShiKeN Endurance in Tsukuba MX-5 4Hour supported by SeCRの様子はこちら⬇️

こちらの耐久レースは、チームメンバーで2022年に全国都道府県対抗eスポーツ選手権グランツーリスモU-18の部で愛知県代表として出場した鵜飼幸希くんがnoteに投稿してくれています。
鵜飼くんのnoteはこちら⬇️


4、iRacingの耐久レースの魅力

 iRacingの耐久レースに頻回に参加する仲間をみていたら、楽しそうで自分も出てみたいと思い、今までに3回のiRacing耐久レースに参加してきました。

 1人で走る通常のレースと違って、まずはチームを作ってメンバーと協力する必要があります。準備しておく事も多く、メンバーとのコミュニケーションはとても大事です。
 iRacingを共に楽しむ仲間として、レベルも環境も違うメンバーと一緒に耐久レースに出るわけです。経験の浅い人は学ぶ事も多くあり、経験が豊富でレベルの高い人は一緒にiRacingをする仲間を増やす事が出来ます。
  チームメンバーはレース毎に違うかもしれませんが、誰とチームになってもレース本番までの練習や準備の過程がとても大事だなと思うんです。そして、その過程があるからこそチームで協力して一台の車をゴールまで運ぶことが、素晴らしい達成感になるんだと思います。

 だから、耐久レースは止められない‼️

5、iRacingの耐久レースについてインタビュー

iRacerの先輩は、何故iRacingの耐久レースに出続けるのか。
iRacingの仲間つつ。さんに、インタビューしてみました。

1)耐久レースに始めて参戦したのはいつですか?レースの名前、参加したチームの人数とか覚えていたら教えてください。

→2021年 7月。ニュル耐久シリーズ(現:NEC)に、レンディさんとペアでMX-5クラスに出場。(初耐久で初クラス優勝)
→以降、「Stork Racing」や「Mid Summer Endurance」、「Team NiShiKeN」 といった”日本コミュニティチーム”と数々の耐久レースへ出場することに。
※2021年12月まではPS4ゲームパッドで走行。

パッドでやっている人もいるんですね。どんな風にやっているんでしょうか.......🤔🎮

2)初めて耐久レースに参加しようとした理由は何ですか?

→iRacingを始めてすぐ、レンディさんからお誘いを受けたから。
…(というよりも)現実で開催されている「ル・マン24」や「ニュルブルクリンク24時間耐久」が好きで、いつか同じような「耐久レースが好きな人達」と一緒に時間を共有したかったから。

3)初めての耐久レースに参加した時の感想を教えてください。

→「とてつもない緊張感。だけど、その後に味わえる楽しさと達成感。」
ピットからコースへでたら、そこは勝負が繰り広げられている戦場。当時ゲームパッドで走行していた私は、緊張のあまり手が震えて操作がままらなかった。
ライバルを追い抜いたり、他クラス車に追い抜かれたり...繰り返していくうちに、走る楽しさはもちろん、マシンを持ち帰ってバトンを繋ぎ、全員でチェッカーを受けることへの達成感を味わうことができた。


4)オフィシャルレース、ホストレース両方の耐久レースに参戦されていますが、
⑴耐久レースに出て良かったこと、得たこと

《良かったこと》
・個人戦ではできない「チームとのコミュニケーション」がとれること。
・終わった後の達成感を、同じ耐久レース好きの人達と共有できたこと。
《得たこと》
・”全開で速く走る”だけが全てではない、耐久レースの走り方を学べたこと。
・iRacer達とのコミュニケーションを拡大できたこと。

⑵耐久レースに出て辛かったこと、嫌だったこと

《辛かったこと》
・ミス(クラッシュや作戦ミス)を犯してチームメンバーに迷惑をかけてしまったこと。
《嫌だったこと》
・チームによっては、休む暇なく毎日夜中まで練習、練習、練習...(果たしてそれで本当に楽しんでいける?)

5)耐久レース未経験の人に伝えたい事

→「耐久レース」とは、その名の通り「如何にミスなく長い距離を走れるか」というレース。もちろん個人戦ではなくチーム戦がほとんど。
チームによって特徴や戦う方針(ガチ勢orエンジョイ?、初心者歓迎orベテランのみ?)が違う。
チーム内にもいろんな人がいるので...それを含め「自分にあった環境で走れること」こそがiRacingの耐久レースをより楽しめる秘訣だと思う。
もしチーム探しに迷う場合は、毎年1月に開催される「KMR耐久」というホストレースでチームをリクルートしてみるのがおススメだ。
専用のサーバーでコミュニケーションがとれるため、初心者や耐久レース未経験者でも安心してチーム探しができる。
最初の一歩を踏み出すのは大変だけど、その先には素晴らしい世界が待ち受けているに違いない。

            画像提供 :バーチャルフォトグラファー  つつ。

つつ。さんのX⬇️
iRacing上の、かっこいい写真撮ってくれます。
お仕事の御依頼は、Xからどうぞ😊


eモータースポーツのソフトの中でも、iRacingほど耐久レースが魅力的な物は無いと思います(´ー`)
こんな経験が出来るのに、1人で走っているのは勿体無い
‼️
是非耐久レースに参加しましょう

きっと得るものは大きく、iRacingが更に楽しくなるはずです。

iRacingに関する相談はコチラまで⬇️


今日は最後まで読んでくださって、ありがとうございました😊


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