PTAも子育ても「おかげさま」の循環

こんにちは。ママ子です。

久しぶりの投稿になった上に、これまで順序立てて役員になった経緯を書いていたのですが、それもグルグル忘れてしまい、年度も終わっていくこの時期にPTAについての想いを書いてみたいと思います。

本部役員をしている私ですが、時々、いや頻繁に「なんでPTAってあるんだろう」と疑問に湧くことがあります。本部に居るがゆえに、正直こんなこと別にやらなくてもいいのにな、と思うこともありますし、だいたい自分がそう感じるとそれについてお願いしている他の役員さんからの不満を耳にすることもあったり、PTA不要論にも一理あるな、と思います。

そうは言っても、やっぱり学校にはできない保護者のサポートとして必要な活動もあると思うし、PTAがあることで普通なら縁もないような保護者間の交流が図れるというメリットもあります。特に第1子の子どもが行っている間は先の学年で起こる行事や必要な教材など、先輩ママさんに情報を聞けるのはほとんどPTAがらみでした。

一人で子育てできる人なんてきっといないと思います。家族でなくても、友人や先生など協力を得て子育てしていく訳で、そういったコミュニティとしてPTAが果たす役割は大きい、そう感じています。

ただ、コミュニティだけで済まないのがPTAの欠点でもあり、万人が賛成できる活動をするというのは難しいので、ある程度は折り合いをつけながらそのできたコミュニティで助け合って分担していく、というのがお互いにとって気持ちのいいPTA の進め方かな、と個人的な意見です。

と、そんな風に考えていると、きっとこれまでもこんな風にPTAの在り方について、その時その時の役員さんたちが、その時の最善を考えてと活動してきてくれている訳で、それが続いてきて今の学校と地域と保護者の連携が成り立ってきています。

その時々の時代背景や学校の規模などで「最善」の基準は変化してきています。その時、その時、苦労してこれまでやってきてくれてきた先輩ママさんたちのおかげで今がある。それを感じることも必要だな、と思います。

第1子の時に学校の事もよく分からず、お便りの意味が分からないところを教えてもらったり、教材はどこで売ってるとか、PTAなどのコミュニティの中で大なり小なり先輩ママに助けてもらって不安を解消することもありましたし、心強かったのを覚えています。

その教えてくれた先輩ママにこのままの時間差では何もお礼することはできないのですが、昔の自分のようなこれからのママに伝えていくことはできます。

学校PTAに限らず、幼稚園の役員も、子供会も、日々の子育ても、先輩ママからもらった心強さを次のママたちに伝えていく。そんな「おかげさま」精神でみんなが繋いでいけると、ちょっと面倒だったり嫌なお当番も心が軽くなるのではないでしょうか?

役員のお仕事を毛嫌いするだけではなくてそういう「おかげさま」を感じながら、さらにできるならその時代に合った「最善」を考えていく。

特に今、コロナ禍のもと、いろんな価値観が変わり常に今の「最善」は何なのか否応なく考えさせられています。今年はそのおかげで普通の役員活動がなかった我が子の学校は、お母さん同士の繋がりがやっぱり薄くなっていったと思います。

第2子以降の子どもが通っていて、しかも本部役員なので学校には顔を出していた私はそんなに不安を感じませんでしたが、初めてのお子さんを入学させたママさんたちが情報交換もできず、学校に顔を出す機会もほとんどなく、不安を抱えていたのではないかと想像されます。

やっぱり無かったらそれなりに心細いのが「PTA」

役員やるのなんて面倒、と思っている方も是非これまでやこれからの事を考えて「おかげさま」の気持ちで、自分にできる範囲の協力があれば子どもたちも保護者も気持ちよく学校に通わせることができると思いますよ!

これからPTAに関わる時には是非そんなことも頭の片隅で考えてみてくださいね。

お読みくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?