読み聞かせは続く(〜6ヶ月まで)

ベビイさんとTwitterで呼んでいる息子は、2020年1月現在1歳。

絵本が好きで、読み聞かせをする側はある程度まとまった時間と精神的な余裕を確保してからでないと彼との読み聞かせに挑めない……と言うと大袈裟に聞こえるけれど、一冊読み終わるたびに満足できないともっともっとと言わんばかりに唸り倒し、満足する頃には10冊読んでいた、なんてことがしょっちゅうなので、毎日覚悟を決めてから読み聞かせをしているのが現実である。言葉の発達が促されるならと絆されているのだが、今のところまだ気まぐれにパパ、ママ、んま(ご飯の意味)と言っているような声を出すだけ。お母さん、疲れたわよ。

今回はそんな息子が今何が好きで、どんな絵本を今まで辿ってきたのかを覚え書きがてら綴りたいと思う。あわよくばこれを読んでくれた方がお勧めの絵本を教えてくれると非常にありがたい。

まず、生まれる前に絵本を何冊か買っていた。初めての子どもということもあり、すぐに必要ないのに夫と盛り上がってしまった。

まずはこれ。

いないいないばあは名作だと思う。私も、歳の離れた私の妹もいないいないばあを読んでもらって育った。母もいないいないばあといいおかおは必ず買え、嫌いな赤ちゃんはいないと豪語していた。

夫がネットで調べて赤ちゃんに良いと買ってきた。ちなみに夫はいないいないばあを知らないと言っていてショックを受けた。

これも夫推し。脳科学的なことは私は疎いので、最近は何でも科学の力なんだなぁと思うばかりである。

もいもいのシリーズ?もの。うるしーとうれしー(嬉野雅道D)って似てるよね。夫も私も水曜どうでしょうが好きなのでニヤッとしてしまう。

お腹の中にいる息子に読み聞かせをしたいから物語っぽいものがほしい、と夫が言うので買った。妹が好きで読んであげていた記憶がある。

出産後、友達から出産祝いをもらった。保育士をしている友人お勧めだそう。「ねないこだれだ」を朗読してほしかったけどまだ早そうだから、とも言われた。もらったのはこれ。


万全の態勢で挑んだ読み聞かせは生まれてすぐから始めてみたが、当たり前だが息子の反応はなく、私も初めての育児で悠長に本を読む気力もなく経過していた。

そんなグダグダぶりでも、生後3ヶ月頃から息子が少しずつ絵本に反応を示すようになってきたように思う。

いないいないばあが最初に息子に刺さった。ばあ!と出てくる動物たちを見てニヤッと微笑むようになり、次第に声を出して笑い、ピーク時は表紙を見せただけで笑っていた。ちなみに、現在ピークは過ぎ去り読んでも笑わない。何ならもう飽きた!とばかりに本を閉じようとしてくる時さえある。読み過ぎた。

その後、じゃあじゃあびりびりが刺さった。笑いはしないが、読むとあーあーと声を出していたように思う。その他の本はぼーっと聞いているか、興味なさそうにふいと寝返りをしたりしていた。私もそんな調子だったので読み聞かせの頻度はそこまで高くなかったように思う。

これが4ヶ月検診くらいまでの話。

検診の時に、私が住んでいる市では絵本をもらえる。ありがとう某市。何冊か候補があって、保健師さんに読み聞かせをしてもらい、どれがいいか聞かれたので一番反応が良かったこれを選んだ。

松谷みよ子先生、ついていきます。

思えば小さい頃、ちいさいモモちゃんが好きだった。懐かしい。


ちなみに、よく聞く「これを読むと赤ちゃんが泣き止みました!」はなかった。泣いてる時に悠長に絵本を読んだところで火に油を注いでキレられただけだったし、今もそれは変わらない。泣いていたら抱いてあやすか何か食べさせるしかない。仕方ないね。

殊の外長くなったので、一旦半年でおわり。





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