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ストリートファイター暗殺拳

ゲーム版権を使ったツッコミどころ満載のありがちなB級映画かと思いきや、余計なキャラクターを登場させず、師匠であるゴウケンと弟子のリュウ・ケンの修行にフォーカスして描くというしっかりしたドラマ作り。

闘いのアクションも違和感無くゲームの動きを取り入れていてお見事。中でもケン・マスターズ役の俳優さんがゲームから飛び出してきたかのように違和感ゼロで素晴らしい。

でも、残念なところもやっぱりあるの。

リュウ・ケンがカタコト日本語でときどき喋る以外は英語なのは一体…(ケン・マスターズは日本生まれ日本育ち、リュウは言わずもがな)なんでリュウは日本人じゃないんだよプロデューサー。

リュウの名前の由来が「龍」とほのめかす描写があるけど、残念、リュウの名前は隆です。どういうことだよ演出家。

シナリオにゴウキを絡めたのは良いのだが、いよいよ闘うのかと思っていたらシナリオ途中で終劇。いくらなんでも途中過ぎるだろ脚本家。

というわけで小さなことに目をつぶればストIIシリーズのケンのファンにはオススメの映画です。

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