小学校受験はした方が良いの?

毎年、秋になると幼稚園のお迎えで集まったママ友達からこんな話が聞こえてきます。

「Aちゃんのお兄ちゃん、B小学校に受かったみたいよ。」
「えーっ、難関校じゃん。」
「じゃあAちゃんも小学校受験するのかしら?」

あるいは、いつの間にか同じ幼児教室に通っているママ友のグループができていて、自分には分からない話で盛り上がっていたり、
幼児教室のために幼稚園を早帰りする子たちが徐々に増えてきて・・・

なんか焦りますよね。自分のことですら悩むのに、子供の将来を左右するかもしれないことを、もう決めないといけないなんて・・。

大丈夫。
その焦る気持ちは当然のことですし、悩むことは当たり前のことです。

ここでは、医師(医学博士)である夫の私が、その答えの導き方について説明していきます。
なお、私は小中高とも公立学校を卒業し医師になっています。そのような人間が感じていることを正直に書いていきます。
小学校受験に限らず教育論にまで落とし込んだ内容にしていますので、将来、子供を医師にさせたいご家庭にも参考になるかと思います。

これを読んだら小学校受験すべきかどうかスッキリすることをお約束します。


まず、最初になぜ悩むのかハッキリさせましょう。

それは、判断基準がないからです。

言い換えれば、まず選ぶ小学校に関する情報を集められていないのです。
つぎに、その情報から判断する基準を自分の中で持ち合わせていないから
決められないのです。

どういうことか、もう少し深掘りしていきましょう。

まず、お受験って聞いて、どういうイメージが湧きますか?
お受験というと、試験でグレープフルーツやケーキの食べ方(?)をみる行動観察があったり、
お金持ちの子供達がのんびり過ごす敷居の高い小学校。
そんなイメージを持ったりしてませんか?

もちろん、そういった学校もあるかもしれませんが、、笑

小学校受験といっても、昔と違って今は様々な小学校があります。

それぞれの学校が生き残りをかけ特色を出し努力している訳ですが、そこで判断しようとすると、どこも似たり寄ったりな事を言っていて、余計に悩むことがあります。
それは情報のみ持っていて、自分の中に判断基準がないからです。

前置きが少し長くなりましたが、どうしたら良いかということに話を移しましょう。

そこでまず最初に、これを考えてください。

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