002.30th選抜発表に寄せて

昨夜放送の「乃木坂工事中」で30thの選抜が発表された。
19人編成で賀喜が2度目のセンターとなり、金川、弓木が初選抜、佐藤楓が選抜復帰、田村が福神2列目、5期生0名の布陣となった。

個人的には29thでの反響を踏まえ、大きな冒険はせずに置きに来た、という印象。まあ元々5期生に関しては29thのみテスト的に入れたという事も否定はできないが。
早川の休養に伴って通達前にメンバーを入れ替えた可能性はあるが、初選抜2名と選抜復帰は喜ばしい。

金川は昨年3月に例の一件があって、少なくとも数年は選抜に声がかかる事はないと思っていた。
しかし彼女は持ち前のダンス、画面越しと言う限られた空間でのミーグリでの楽しませ方、モバメ&トークの積極さなど、実力でその座を勝ち取った。

弓木は色々な番組で見せる突拍子のない発言が目立つが、レギュラーラジオ「沈黙の金曜日」の特にゲストコーナーでは一歩引いてゲストを引き立てる発言も多く、その使い分けができる器用さを持ち合わせている。
その「沈黙の金曜日」は「アンダー応援」を掲げているが、あくまで今回は初選抜。前任の中田もレギュラー時代に何度か選抜に名を連ねる事もあったし、この点に関しては引き続きレギュラーを務めてくれるものと思う。

佐藤楓は「Sing Out!」以来7作ぶりの選抜復帰。前作UCからの選抜というと25thの岩本以来という事になるが、22nd(日常)→23rdの北野、20th(新しい世界)→21stの鈴木、19th(My rule)→20thの樋口など、遡ると意外とこのパターンは多い。
全日程とはいかなかったものの、UC効果により29thミーグリの完売が増えた事は確実だろう。

そしてセンターの賀喜、2列目昇格の田村を含めた5名に共通するのがラジオ。
乃木坂46のファンが聴いているのは勿論だが、特に賀喜や金川のレギュラーはワイド番組の中の1コーナー。佐藤楓のレギュラーも広義ではそこに当てはまる。
番組を聴いていると、他の番組でも名前を聞く常連のリスナーも勿論多いが、「ここ1~2年でファンになりました」という比較的歴の浅いリスナーも目立ち、ワイド番組自体のファンを掴んだケースも少なくないはず。

ラジオファンとしては、今後もラジオをきっかけに一皮剝けてくれるメンバーがいてくれると嬉しい限りである。

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