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幸福は想像の敵

幸福は想像の敵

これは今公開されている映画「映画大好きポンポさん」で劇中でポンポさんがジンにいった言葉です。

今回は,私がこの言葉を聞いて得た感想と「映画大好きポンポさん」の簡単な紹介をしたいと思います。

「映画大好きポンポさん」はどんな映画?

映画大好きポンポさんは映画を作る映画です。

舞台はニャリウッド(映画の聖地)

メインの登場人物は

映画が大好きで映画に少年時代を捧げてきた青年ジンくん

伝説的映画監督が祖父の敏腕映画プロディーサーポンポさん

二人で仲良く映画を作る映画かな〜

上映前の私はそんなことを思ってました。

楽しみにしてたので予告など前情報なしで行きました。

そんな期待は90分の映画の冒頭で打ち砕かれました。

ジンくんは映画の製作現場では下っ端

そんなジンくんが素人目からは命を削ってると思うくらい本気で映画を作っていきます。

ジンくんが映画を作るきっかけとなった出来事が終盤ジンくんを苦しめる展開が個人的にすごい好きでした。

私が今いる栃木県では大きい映画館で放映されていなかったので昔から続く「宇都光座」で見てきました。

もう一度見てみたいと思いましたが,残念ながら光座では8月12日に放映終了

公開情報をチェックしてから映画館にいくことをお勧めします。

ここからはネタバレ

ここからは一度劇場で見た方向けの私の感想です

この映画のここが好きってポイントを3つ

声優さん

一つ目は声優さん

内容ではなくて声優さんです。

ポンポさんのcvは小原好美さん

「かぐや様は告らせたい」で藤原書記のcvの方です

正直この方が声を当ててなかったらこの映画を見ることはなかったでしょう。

もう少し早く見にいきたかった。

お目当てはこの方だけだったのですが私としては嬉しいサプライズで

マーティン役には大塚明夫さん

ミスティア役に加隈亜衣さん

幸せでした。

幸福は想像の敵

この映画を見て一番心に残っているセリフです

ポンポさんがジンくんをアシスタントとしてそばに置いていた理由のシーンの言葉です。

他の映画製作の人は目の奥に今までの人生で自身の元になる体験や充実した経験がある,ジンくんにはそれが無い。

クリエイターにとって幸福は想像の敵だよ

この言葉しばらく忘れないと思います。

常人ではストップしてしまうラインを自分には映画しかないから,ここで誰かに任せたら自分の映画でなくなる,それらの思いから映画を完成させるジンくんの姿に狂気を感じました。


アラン〜〜〜

最後に私が一番感動していたシーンです。

劇中で出番こそ少なかったですが大変意味を持ったキャラクターだと感じました。

アランに感情移入してしまった方も多いと思います

私もです。

だからこそ,融資を引き出すためのプレゼンまでの彼の頑張りにとても感動したのかな

上司の方がカッコ良すぎ!!1

ここで私の「映画大好きポンポさん」

の感想を終わります。

最後まで見てくれた方本当にありがとうございます



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