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先輩がいなくなる事件!

タイトルの通り、先輩がいなくなりました!!!


何があったのか

僕たちがteam.祥雲(科学部Robotics班)に入部した時のメンバー構成は3年次5名、2年次1名、1年次5名という構成でした。入部当初の僕たちは主に3年次の先輩方から基礎を教わっていました。そう、そこまでは良かったのです。

事件発生

それは6月のこと。祥雲館の文化部の3年次は原則、6月の祥雲祭をもって引退となります。勿論、team.祥雲も例に漏れず3年次の先輩方は引退しました。そして、一人しかいなかった2年次の先輩も引退(退部)しました。…え?なんと入部してから2、3ヶ月しか経っていないのに先輩が一人もいなくなってしまったではありませんか!顧問の先生がいるとはいえ、先生は忙しいので時間をとって技術指導をしていただけるのは基本的に土曜日のみになってしまいます。しかも残された1年次の中でロボカップ出場経験者は僕一人だけ。(しかしオープンではなくライトウエイト😅)この絶望的状況の中、どうやってオープン機を新たに作ろうというのですか!!!このようにしてteam.祥雲は困難な時期に入るのでした。

情報は待っていても来ない!調べろ!

先輩が一人もいないことの最大の問題点は「情報不足」です。先輩がいた時期はいつでもわからないことを聞くことができ、困っていたら先輩が声をかけてくれるという恵まれた環境でした。しかし、その環境は突然になくなってしまったのです。ならばどうするか、自分で調べるのです!そのためにインターネットはあるのです!これをきっかけにチーム内の連絡ツールをグループLINEからDiscordに移行し、各自twitterなどで収集した情報を共有し合い、話し合う環境を作りました。こうして様々なチームを参考に「今のteam.祥雲にできることは何か」を考えて今年度の機体を設計しました。その結果、フロントカメラとオムニカメラのデュアルカメラ構成やその他、歴代の先輩が構想はしたものの実現には至らなかったもの(これについては今後公開していきます)を実現することができました。また、他チームとの交流会の参加も積極的に行うことで対外対戦時における問題点など部内戦では気付けないことに気づくこともできました。

最後に

10年以上続く歴代team.祥雲の最高戦績は全国2位ですが、コロナの関係で未だ世界大会に参加できたことは一度もありません。最初は設備の揃っていない弱小チームでしたがSSHで少しずつ設備を整えて今となっては3DプリンターやCNCなど割と恵まれた環境になっていると思います。僕たちは2024年と2025年のRCJに出場できるので最後は今までteam.祥雲が行けなかった世界大会に行きたいと思います。そのためにも今年はまず、全国大会に出て経験を積んでいきたいと考えています。

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