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31才、上京するの巻。

大阪府貝塚市で
農家がつくる おばんざい屋さんの運営をしたり
人生がかわる 体験農園MALUファームを運営している
MALU。-農家のえんがわ-の、農場長のりこです。

本日のテーマは「31才、上京するの巻」。

30才で教師を辞め
不動産会社を3ヶ月で辞め
実家の農家やパン屋でバイト生活。
不安で気持ちがどん底の頃に屋久島へ行き
「自分らしく生きる」ことを決めた途端
住宅メーカーへの仕事が決まる。

仕事をさせてくれる会社に貢献するべく
必死に働きました!
エクセルを人生で一番勉強して
毎日パワーアップしました。
当時同じ部署で働いていた方の話では
後に「伝説の派遣」と言われているそうです。w
それくらい働けることに感謝して
貢献したいと思ったという自分の中の変化に
気がつけたのが良かったです。

さて、話は戻りまして
私の脳みそに雷を落としてくれた本
「365日の考えるパン」
まだ食べたこともないパン屋さんで
私はとにかく働いてみたくなりました。

本の裏表紙から会社を調べて
求人が出ているかも分からないまま
とりあえずメールを送りました。

たしか
「本を読んで、感銘を受けました。
御社でどんな雑用でもするので、働きたいです。
私は将来大阪に帰って、自分のお店を経営するのが目標です。」
このような内容だった気がします。
返事なんて来ないことを承知で送りました。

すると、2〜3日経った頃返信が来たんです。
来たんです!
しかも、面接してくれるとのこと!
心臓バクバクで返信して、1週間後東京へ!

そういえば、まだ私このお店のパン
食べたことない!と気づいて
少し早めに行き、パンを買って公園で朝食。
想像通りの美味しさ♪

さて面接では、本の著者である
オーナーシェフ自ら面接官をしてくださり
1時間たっぷりお話ししました。

すると最後に「一緒に働きましょう」と!
なんと、採用してくれたのです!!
2018年の4月の出来事。

派遣会社の契約を残り2ヶ月全うして
2018年6月28日の勤務最終日
その夜に見知らぬ土地に、1人上京しました。

ここだけの話。
教師をやめて、何度も何度も
「もう1回働かないか?人が足りない」と
声をかけていただき
その度にゆらぎました。

「戻る気はない」と口では言ってるくせに
実は教師復帰するのに必要な最低限の
資料だけは1つの段ボールにまとめて
クローゼットの奥にしまっていたんです。

やっと、覚悟が決まって
その段ボールを捨てて
新幹線に乗ったのでした。

「もう私に戻る場所はない」
涙が溢れて溢れて止まりませんでした。
不安と不安と覚悟と覚悟。

自分の人生を自分で決めて
全ての責任を自分で背負う不安と覚悟。
31歳にして初めて1歩踏み出したのでした。

今日はここまで。
次回は、「31才、東京のパン屋で働くの巻」です。

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