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30才、無職、屋久島一人旅の話。

本日のテーマは「30才、無職、屋久島一人旅の話」です。

30才で教師を辞め
不動産会社に就職するも3ヶ月で挫折。
実家の農家や食パン専門店でバイトしたが
もう少しの安定を求めて
派遣会社に登録するも仕事が決まらず
気持ちはどん底。

そんな時、ふと1人で屋久島に行きました。
友達10人できたらいいな〜が目標。

屋久島へ到着後、何も予定がないので
とりあえず原付バイクで島を1周することに。
1ヶ月に35日雨が降ると言われる屋久島。
毎日どこかで雨が降るらしいのですが
その日は行く先々で
地面は濡れているのに雨は止んでるという奇跡。

途中、母親の友達の高校の先輩が
大阪から移住してカフェをしていると聞き
探して行ってみました。
よくよく話してみると、まさかの実家が
徒歩5分くらいの距離という奇跡。
すっかり意気投合して、
さっそく翌日飲みに連れて行ってもらいました。

ある1日は、往復10時間の縄文杉登山に参加。
全国から来た同世代の方と
色んな話をしながら歩き
とっても知識豊かなガイドさんが
山のこと、苔のこと、神話のことなど
ずっと色んな話をしてくれたので
飽きずに最後まで楽しむことができました。

同じ標高で同じ樹齢の木は
他にもたくさん残っているけれど
屋久島のあの環境で今も生きている。
それが本当にすごい。
あの自然から感じる、生きるパワーは
ほんとにすごかったです。

その頃のからっぽだった私は
たくさんの生きるパワーを
注入してもらった気がします。

「私、ちゃんと生きよ」
下向きになっていた心の矢印が
上向きに変わった瞬間でした。

翌日は、雨の中1人で
もののけの森登山をしたり
海亀が産卵にくる永田いなか浜で
夕陽をながめたり
民宿に帰ったら同世代の方々と
一緒にお酒を飲んで話したり
とっても充実した時間でした。

そんな旅の途中
1本の電話がかかってきたんです。
それは、エントリーしていた仕事の
採用の電話でした✨

前向きになった瞬間
良い話が舞い込んでくる。
人生のタイミングとは
本当に絶妙だなぁと
このご縁は大切にしようと心に決めて
大阪へ帰ってきたのでした。

今日はここまで。
次回は、「30才、全力派遣社員の巻」です。

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#チャレンジ
#挑戦
#30代
#屋久島
#生きる

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