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チャイナの国恥記念日って…
今日5月9日は中国では「国恥記念日」という日らしい。
1915年袁世凱政府が日本から「二十一カ条要求」を強引に突きつけられたことを根に持つ日らしい。
いとあほらし😮💨
そもそも国際法を守らない「反社国家」に「14カ条の要求」でちゃんと守るよう促しただけのこと。
残りの条項で権益を要望する部分もあるけれど、そこは「非公式なお願い」という交渉上の約束事項。
しかも、自分の面子の為に「最
日本史授業脚本「34.伊藤博文による憲法調査」
「国会開設の勅諭」で10年後の民撰議会開設を約束した明治政府。板垣退助や大隈重信が政党を結成して、議会開設への準備を進める中、内務卿の伊藤博文は憲法制定に着手します。
アジア初の憲法制定ですから、十分審議してより良いものにしようと考えました。2000年以上の歴史がある日本ですから、その伝統を踏まえた憲法にしなければいけないですし、一方で近代化を目指すための新しい視点も取り入れていかなければいけな
日本史授業脚本「33.政党の結成」
板垣退助の自由党、大隈重信の立憲改進党の結成が今回のテーマです。政府の一員として活躍していた板垣退助と大隈重信ですが、彼らはともに薩長出身者に対する反発心があり下野しました。
板垣退助は土佐藩、大隈重信は肥前藩出身で、薩摩藩・長州藩とともに倒幕を成し遂げた雄藩出身。でも、やはり薩長と比べるとやや落ちますね。政府内の議論になると、大久保利通や伊藤博文などの薩長閥にかなわない。
でも、ついに「国会
「ゴールデンウイーク史」の授業
ゴールデンウイーク真っ只中ですが、5月4日の「みどりの日」を迎えて思うことがあるのでお話します。
5月3日の「憲法記念日」、5月5日の「こどもの日」は認知度の高い、安定感抜群の祝日です。
それに引き換え、間の5月4日の存在感が薄い感じがしますよね。
ちょっと前までは「国民の休日」とか言われてたし…。
「祝日と祝日に挟まれた平日は休日になる」という「祝日オセロルール」によって、辛うじて休日で
日本史授業脚本「32.国会開設の勅諭」
国会期成同盟による民選議会の即時開設要求&開拓使官有物払い下げ事件の政治スキャンダル。この場面で伊藤博文が打った手は?
一つ目は「議会の即時開設派である大隈重信を政府から追い出した」こと。大隈の主張は政府内では完全に少数派ですから、いい機会だったかもしれないですね。
二つ目が今回のテーマである「国会開設の勅諭」です。
明治時代には「勅諭」とか「詔」がよく出されますよね。受験生はあまり気にして
日本史授業脚本「31.明治十四年の政変」
上の写真は政商の五代友厚と黒田清隆です。この二人の「開拓使官有物払い下げ事件」が汚職事件としてマスコミに叩かれたことで、「明治十四年の政変」が起こってしまいます。
でもこの二人は、日本の国益の為にムチャクチャ尽力した二人です。マスコミが「問題だ!」と言ったことが問題になるというのは今も昔も変わらないですね。
黒田清隆は、戊辰戦争で敵の大将だった榎本武揚の助命を嘆願した人物です。対決している敵の
日本史授業脚本「30.西南戦争」
この授業脚本も30記事目になりました。ペリー来航から始まったこのシリーズの中で、西郷隆盛が登場するのは何回目でしょう。間違いなく最多出演者ですね。それだけ幕末から明治維新にかけて、この国に影響を与え続けた人物だと言えると思います。
そんな西郷さんが最期を迎える「西南戦争」。「薩長同盟」「江戸無血開城」「征韓論への対応」など、これまでとにかく戦わない人物として登場してきた西郷隆盛が、ついに戦うこと
「古文を学ぶ意味がわからない」という人たちへ
奈良時代から「万葉集」のような歌集を持ち、平安時代から素晴らしい女流文学作品がある。
「竹取物語」のようなSF作品、「伊勢物語」のような歌物語、「土佐日記」のような紀行文、「源氏物語」のような恋愛テーマの大長編、「枕草子」のようなエッセイ、「方丈記」のような仏教説話集、「太平記」のような軍記物…。
こんなに古い時代から、こんなに多様な文学作品が書かれ、現代まで読み継がれて残っている国は、世界中