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私とHi-STANDARD

私の音楽ルーツの1バンド、Hi-STANDARDについて思い出しながら、書き起こします。もう3人の新しい演奏を聞くことができないことが悲しく、信じられない。

Hi-STANDARDとは・・・

Hi-STANDARDとの出会い

1998年15歳、高校1年、同じクラスのギター弾き友達の家に遊びに行く。
「これいいよ!」と。1997年リリースのアルバム、ANGRY FISTの3曲目fighting fists,angry soulを聞く。全編英詞&よく分からないメロディー。こんな音楽もあるんんだなぁ。というのが最初の感想。

通販で買ったベース入門セットで、(難波さんが使用していたオレンジ色のJazzBassタイプと同じだったのは偶然。) ラルクさんをコピーし始める。
しかし難易度が高く挫折。耳に残って気になっていた、前述のfighting fists,angry soulをコピーし始めると・・・その日のうちにコピーできる!1曲覚えて演奏ができることの嬉しさ。(細部のコピーは気にしない。O型。)
そして他の曲も気になり始める。

音楽の授業中に、CDアルバムの歌詞カードと和訳を眺める。(最前列なのに授業聞いていない、先生ごめん) その先生より、コードの転回形を教わる。のちにベースでルート音以外を演奏する際に役立つ。

1999年16歳
MAKING THE ROADリリース。すぐに近所のTSUTAYAで購入。またよく分からない。キャッチーさよりも感傷的に、シリアスに楽曲になったからか。周りの友達がSTAY GOLD!!と盛り上がり始める。

2000年17歳
高校2年、文化祭ステージでバンド演奏する機会が。5人メンバー、1人2曲づつコピーしたい曲を持ち寄るスタイル。ENDLESS TRIP、Dear My Friend、Nothing、Glory。他はGreen Day、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTなど。

当時、八戸の中心街には複合ビルWALK(のちにRec、LOFTのようなテナント構え)の4Fに島村楽器が出店。学生に助かる安価なBスタジオで練習した良い思い出。

BS放送?録画の「Making The Road Tour 1999」をひたすら見る。リピート視聴数は人生でダントツ。毎朝夕に見る。

難波章浩さんの唯一の歌。キャッチーな曲。感情に刺さるMC。

横山健さんの低くレスポールギターを構えるカッコよさ。後の活動再開ライブMC「俺たちさ、ハイスタンダードってバンドなんだけど。知らない人もたくさんいると思うんだけど、俺たちハイスタンダードって言います。」もう最高。

恒岡章さんの体重を乗せたドラミング。アタック強め、抜ける音色のバスドラム。手数の多さがスリーピースバンドの音数の少なさを感じさせない。

そして情報の少ないまま活動休止へ。


月日は過ぎ、事務所で仕事しながら、偶然に見ていたYouTubeが↓コチラ。もう二度と一緒のステージに立たないと思っていたフロントの2人。流れた涙は誰にも見られなくて良かった。この瞬間に居合わせたお客さんに嫉妬してしまう。

伝説の10-FEET『STAY GOLD』-京都大作戦 Hi-STANDARD乱入


そして、2011年3月11日東日本大震災。悲しい出来事のあとに、叶わない願いが叶うことってあるんだな。11年ぶりの活動再開ライブ「AIR JAM 2011」決定。DVDの中で出会う3人は相変わらずカッコいい。何も変わらない。ただただありがたい。

2016年10月
隣町のイオンに出掛けたとき、タワーレコードの特販コーナーで目に入る。
「Hi-STANDARD新譜リリース!Another Starting Line」
事前告知なし、メディアに公表せずのリリース。さすがハイスタ、売上よりもサプライズ。

そして今年2/16(木)の訃報。いつも控え目でフロント2人の間を取り持っているように見えた、楽しそうにドラムされていた恒岡さん、どうか安らかに。

https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nbKwtSSjBxZo3BjH1_V3ZWmMlkbWJHv98

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