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ARCANA PROJECTの夢の軌跡と、アニサマで手にした「WAND」

2022年8月26日から28日の3日間、Animelo Summer Live 2022-Sparkle-(アニサマ2022)が行われた。私は最終日である8月28日の公演に参戦してきた。当方アニメは比較的見る方ではあったが、アニメ関連のイベントには参加したことはない元在宅アニメオタクで現アイドルオタクであり、アニサマに行くのも今回が初めてだった。
人生初のアニメイベント、それも世界一のアニメイベントとの呼び声も高いアニサマでのカルチャーショックは甚大なものであったが、これについて語り尽くそうとすると次のアニサマが来てしまうので、感じたことや考えたことの数々は見出しのみの紹介に留めておく(機会があれば別途書きたい)。

  • ただのアニソンイベントではなく「アニメ好きによるアニメ文化のための祝祭」としてのアニサマ

  • 比肩するものが挙げられないほどに、コンテンツへの愛とリスペクトで覆われた空間

  • 対アイドルと対アニメにおける愛およびリスペクトの構造上の違い

  • アイドル界における「アニサマ的イベント」の実現可能性

アイドル論・メディア論という観点でも、もちろん上質なステージの数々という意味でも刺激を受けたり、はたまた思わぬ巡り合わせで過去のぉょゎアニオタの人格が救われてしまったり、はたまたシークレットゲストのマツケンサンバで泡吹いたりと濃密な5時間を過ごしたわけだが、そもそも何故私はアニサマ2022を観に行こうと思ったのか。それは私の大好きなグループの夢が叶う瞬間を見届けるためである。

ARCANA PROJECTとは

あなたはARCANA PROJECTというボーカルユニットをご存知だろうか。

DEARSTAGEとLantisが共同プロデュースを手掛ける「桜野羽咲」「花宮ハナ」「相田詩音」「空野青空」「天野ひかる」の5人組ボーカルユニット。タロットカードをベースにした世界観をモチーフに、メンバーそれぞれの個性溢れるボーカルとパフォーマンスで様々なジャンルの歌にチャレンジをし続ける。

ARCANA PROJECT公式HPより

でんぱ組.incや虹のコンキスタドールなどのアイドルグループで知られる事務所『DEARSTAGE』と、fhánaやZAQ、大橋彩香らを抱え、アニソンを多数輩出してきたレーベル『Lantis』が共同プロデュースするボーカルユニットである。
Lantisが関わっていることからも想像できる通り、このグループは結成当初からアニメソングを歌うことを指針としており、メンバーもアニメ好きな人ばかりが集まっている。
つまりこのグループを一言で表すなら、タロットカードの世界観を軸にしながら、アニメへのリスペクトを持って、高い歌唱力や細やかな表現力で楽曲世界を創り出すボーカルユニット、といったところである。
百聞は一見に如かず。以下の代表曲と最新曲を是非チェックしていただきたい。


そんな彼女たちはデビューから約一年でTVアニメ主題歌を3作品4曲担当し、先日行われたAnimelo Summer Live 2022-Sparkle-でアニサマ初出演を果たした。
こう聞くとARCANA PROJECTは順風満帆なキャリアを送ってきたように思われるかもしれない。しかし、2020年1月に活動を始めた彼女たちの実際の歩みは苦難と試練の連続であった。

本稿では、ARCANA PROJECTがアニサマ出演という奇跡を掴み取るまでの軌跡と、アニサマの舞台でARCANA PROJECTが見せた表現の唯一性について、事実に即しながらも主観をたっぷり込めて話していこうと思う。

配信に限定された活動初期

ARCANA PROJECTの始まりは2019年8月まで遡る。この時点でグループ名とメンバー3名(花宮ハナ、相田詩音、桜野羽咲)の参加が発表されており、オーディションでメンバー募集を行うこと、2020年にアニソンタイアップが決定していることが告知された。
オーディションを経て全メンバーが発表されたのが2019年12月。その後、2020年1月にお披露目ライブを行い、同年3月にプレデビューシングル「ACE of WANDS」をリリースした。

プレデビューで弾みをつけ、対面イベントを精力的に行おうとした矢先にARCANA PROJECTを襲ったのは、抗いようのない世界情勢だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、同年3月以降に予定していた対面イベントは軒並み中止に追いやられた。
以降しばらくARCANA PROJECTはオンラインでの活動を強いられることになる。
(ARCANA PROJECTが初めて有観客リリースイベントを行えたのが2022年7月だったことからも、彼女たちに直面した苦難の大きさが伺える。)

思うような活動ができない中でも、彼女たちは歌を届けることを諦めなかった。配信設備をすぐに整え、歌ったりトークをする個人配信を高頻度で行うことで、ファンのことも、歌う場所も手放さなかった。
この時期にファンを画面越しにして歌い続けたことが、歌を一人一人に届けることに特化した歌唱能力向上に繋がり、のちのARCANA PROJECTにとって強い武器になる「逆境に真摯に立ち向かう」メンタリティを培うに至ったとも考えられる。

そんな彼女たちを待っていたのは、公約されていたアニソンタイアップである。2020年9月にTVアニメ『モンスター娘のお医者さん』OP主題歌となる1stシングル「カンパネラ響く空で」をリリースした。
この時期も対面イベントを行うことは叶わなかったが、無観客リリースイベントとして、メンバー全員でステージで歌うことが可能になった。

観客と向き合って歌を届けたい。そんな思いを募らせながら画面越しにパフォーマンスを磨き、歌を届け続けたデビュー当初は、今後の飛躍を約束する助走の期間にもなった。

掴みかけたANIMAX MUSIXへの切符

2020年末以降、ARCANA PROJECTにとって追い風となるような出来事が多数見られた。ここでは時系列で簡単に振り返る。

  • 2020年12月 10か月ぶりの有観客イベントを開催(ARCANA PROJECT FANMEETING LIVE Vol.1)。

  • 2021年2月 TVアニメ『回復術士のやり直し』ED主題歌となる2ndシングル「夢で世界を変えるなら」をリリース。Q-MHzが作詞作曲を手がける。

  • 同年7月 TVアニメ『白い砂のアクアトープ』第一期OP主題歌となる3rdシングル「たゆたえ、七色」をリリース。作詞:田淵智也、作曲:草野華余子、編曲:堀江晶太というオタクが考えた最強の布陣みたいな豪華クリエイターによる楽曲。

  • 同年11月 TVアニメ『白い砂のアクアトープ』第二期OP主題歌となる4thシングル「とめどない潮騒に僕たちは何を願うだろうか」をリリース。製作陣も続投。

2クール連続で主題歌を務めたアニメ『白い砂のアクアトープ』

特に白い砂のアクアトープはアニメ自体の注目度が高く、この作品きっかけでARCANA PROJECTを知った人も多いだろう。
対面イベントも徐々に行えるようになり、心強い製作陣も味方につけ、勢いに乗ったARCANA PROJECTに一世一代のチャンスが舞い込んできた。2021年10月に行われたANIMAX MUSIX NEXTAGE 2021である。

ANIMAX MUSIX NEXTAGE(以下NEXTAGE)とは、横浜アリーナで毎年行われる大型アニソンイベントANIMAX MUSIXの出演に直結する、アニソン界の次世代グループが集うイベントである。
2021年はオンライン開催となったため、ネット投票の得票数が最も多い1グループにANIMAX MUSIX出演の権利が与えられることとなっていた。
このイベントへの挑戦がARCANA PROJECTにとって非常に意義深く、その後のARCANA PROJECTの躍進を占うものだったと筆者は捉えているため、夢への軌跡の重要な一点として紹介する。

新進気鋭のアーティスト達がNEXTAGEに参加する中、最有力と目されていたのはDIALOGUE﹢であった。
DIALOGUE﹢は、2019年10月にポニーキャニオンからメジャーデビューした8人組声優ユニットである。ARCANA PROJECTに楽曲提供も行っている田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)が音楽プロデューサーを務めており、高い楽曲クオリティやそれに引けを取らないパフォーマンス能力、8人の絆を重んじた成長譚などを武器に、今なお破竹の勢いでアニソン街道を駆け上がっている。

ARCANA PROJECTより1年ほど前にデビューしたグループだが、同時期に出てきたグループとして並べて取り上げられることも多い。また、当時既にDIALOGUE﹢はアニサマ出演を果たしていたこともあり、注目度・規模感のいずれの観点でも、DIALOGUE﹢がかなりリードしていたと記憶している。
こういった背景から、本命DIALOGUE﹢、対抗ARCANA PROJECTという専らの予想がなされる中、それぞれがどのようなステージを見せるのかに注目が集まった。

また、NEXTAGEの翌日に奇しくも両グループに重要な予定が控えていたことも押さえておきたい。ARCANA PROJECTは1stワンマンライブを、DIALOGUE﹢は1stツアー初日をそれぞれ翌日に控えたタイミングであった。
どちらも大切な公演を前にしてどのようなステージを見せてくれるのか。こういった意味でも期待が集まっていた。

イベント当日。全5組が出演する中で、ARCANA PROJECTは4組目、DIALOGUE﹢は5組目の出演であった。また、今回は1グループ4曲(オリジナル3曲+カバー1曲)の指定曲数制であり、指定時間制ではなかったことにも留意したい。ここではDIALOGUE﹢のステージから紹介する。

DIALOGUE﹢がそれまで勝負どころの対外イベントで取ってきた、いわゆる“勝ちにいく”戦略として、MCを極限までカットして指定時間ギリギリまで曲数を詰め込むというものがあった。今回は指定曲数制であったため、その戦法を封じられてのステージとなった。
しかし、大舞台を経験し、ツアーを前に仕上がったDIALOGUE﹢は圧巻のステージを見せた。
ノンタイアップの勝負曲「夏の花火と君と青」をセトリに組み込み、MCでは翌日から始まるツアーの告知も挟み、カバー楽曲として、音楽プロデューサー田淵氏の作曲でもあり以前からカバーもしていた楽曲「ギミー!レボリューション」を披露し、得意戦法に頼らずともボルテージを上げ続けたままNEXTAGEでの全4曲を駆け抜けた。

対してARCANA PROJECTはどのようなステージを見せていたのか。以下に全容をまとめる。

  • 「夢で世界を変えるなら」「たゆたえ、七色」「とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか」という全曲アニメタイアップ曲でセットリストを固めた。DIALOGUE﹢の音楽プロデューサーである田淵氏が全ての制作に関わっている。

  • MCでは翌日のワンマンライブの告知を一切行わず、ただANIMAX MUSIXへの想いを語る

  • ARCANA PROJECTと同事務所・同レーベルである「AIKATSU☆STARS!」の楽曲「スタートライン!」をこの日のためだけにカバー

  • カバー曲冒頭「夢は見るものじゃない 叶えるものだよ 輝きたい衝動に素直でいよう スタートライン!」に続けて挿入された曲中MC「私達が強く願っている言葉です。今からあなたと私達に、奇跡を!」は、追う立場として夢を叶えにいく文脈と、タロットカードをモチーフにするARCANA PROJECTの文脈がかけ合わさった金言。

“勝ちにいく”なんて次元ではない。
「ANIMAX MUSIXに出る」そのために出来ることを、捧げられるものを全て注ぎ込むかのような構成をぶつけてきたのだ。
ワンマンに向けてパフォーマンスが仕上がった上で、夢も野心もハイコンテクストに織り交ぜたステージを見せられて、誰のファンかも関係なくタイムラインが盛り上がりを見せていたのをよく覚えている。
このステージを受けての当時のツイートを発掘したので、手前味噌ではあるが参考資料として紹介する。

結果として、ANIMAX MUSIX出演の切符はDIALOGUE﹢が掴み取り、ARCANA PROJECTの出演は叶わなかった。
しかしこのイベントを見た人には、逆境に真摯に立ち向かい、重要な場面で期待を超えてくるARCANA PROJECTの印象が深く刻まれたと確信している。また、ここで夢を追うグループとしての側面が強まったことは、1年後に夢を叶えるための大きな一歩になったとも信じている。
「こんな素敵なグループが大舞台に出られてほしい。」そう願ってARCANA PROJECTを追い始めたのは筆者だけではないはずだ。

夢の舞台「アニサマ」で見せたものとは

NEXTAGE翌日の1stワンマンライブは、タロットカードの世界観とアニメへのリスペクトを詰め込みながら、楽曲世界を創り上げる歌唱激しい動きに頼らない静的な表現などといった、デビューからずっとARCANA PROJECTが磨き続けてきた表現の特異性が結実した、「1stワンマンライブとして考えうる最高のもの」とも呼べる内容であった。ここでは詳細は割愛するが、以下のライブレポートを是非チェックされたい。

その後も対面イベントを中心に活動していたARCANA PROJECTに、2022年3月、この上ない吉報が入った。アニサマ2022出演決定の報せである。
手放しに順風満帆とは言えない中荒波を超えてきたARCANA PROJECTに、遂に、夢が叶う瞬間が来たのだ。
アクアトープの反響の大きさと、その主題歌2曲を評価されての抜擢だとされているが、ARCANA PROJECTの夢の轍の全てが評価されての結果だったと筆者は考えている。
アニサマ出演を目標に掲げていたメンバーたちの喜びは計り知れず、アニサマ当日まで想いを言葉にし続け、ファンとともに喜びを膨らませていく様子も印象的だった。
また、アニサマ出演に向けてますます勢いづかせるイベントも続いた。

  • 2022年4月、5月 ARCANA PROJECT初のツアーである「新版アルカナ概論」を開催。東京・大阪を回る。

  • 同年8月 1stアルバム「創世記」をリリース。正位置disc、逆位置discの2枚組などでタロットカードの世界観を表現。

  • アルバムリリースに伴い、ARCANA PROJECTとして初となる有観客リリースイベントを開催。

ツアーをはじめとしたライブの数々でパフォーマンスを更に磨き上げ、アルバムで世界観をより一層深めた彼女たちは、万全の状態でアニサマ当日を迎える。

会場に着き、開演を待つまでの間、様々な思いが頭を駆け巡る。無事にライブができるだろうか、緊張しすぎたり泣きすぎたりしていないだろうか…心配や不安をこれまで育てた信頼で抑え込みながら、夢が叶う瞬間を前に期待と高揚も込み上げてきた。
特に、構成に対する期待は大きかった。NEXTAGEをはじめ、勝負どころでは特段素晴らしい構成を用意してきていたARCANA PROJECTが、今回どんな秘策を持ってくるのかとソワソワしていたのを覚えている。
今までで一番の勝負どころで、一番記憶に刻むべき大舞台で何を見せてくれるのか。少し不安を感じつつこわばった期待を抱いた自分を解してくれたのは、やっぱりARCANA PROJECTだった。
ここは勝ちに行く場面でも、記憶に焼き付けにいく場面でもない。そう諭してくれるようなステージが待っていた。

さざなみの音が会場を包み込み、ペンライトの色がポツポツと変わっていき、会場全体に青の海原が広がっていく。
TVアニメ『白い砂のアクアトープ』の主人公・海咲野くくる(CV:伊藤美来)のセリフに呼ばれ、ポップアップで登場したARCANA PROJECTが歌い始めた。

  1. とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか(TVアニメ『白い砂のアクアトープ』第二期OP主題歌)

  2. たゆたえ、七色(TVアニメ『白い砂のアクアトープ』第一期OP主題歌)

全二曲、アニメ映像をバックスクリーンに背負って披露した。特別な演出といえば、これくらいである。彼女たちはアニサマという大舞台でいつも通りのステージを見せたのだ。
アニメ文化へのリスペクトと、ここまで連れてきてくれたアニメ作品への感謝を目一杯詰め込んで、目の前の一人一人にただまっすぐ歌を届ける。歌で気持ちを届ける。そこには変化球も隠し球も必要なかった。普段の20倍を超える観客を前に奇を衒わないステージを見せたARCANA PROJECTには、「私たちなら全員に届けられる」という矜持すら感じられた。

アニメ文化の祝祭たるこの舞台において、このまっすぐさこそが正しかった。彼女たちの歌声や表現、それに乗った感情の数々は間違いなく観客一人一人に届き、記憶に焼き付けにいかずとも記憶に残るステージになっていた。ARCANA PROJECTの歌に応えるように一面の青が温かく波打っていたことも、青を目に焼き付け、自分自身も青の一部でいられたことも、堪らなく幸せな思い出である。

ARCANA PROJECTの強みは沢山ある。高い歌唱力もダンスの一体感も楽曲のクオリティも世界観の特異性も、挙げればキリがない。しかしそれらの強みを磨くことは、彼女たちにとって目指すべき目標ではあっても目的ではないのだ。
彼女たちの目的とは、本懐とは、夢とは一体何なのか。
それはきっと、アニメの世界でアニメをリスペクトして歌い続けることと、1人でも多くの”あなた”に歌を届けることなのだろう。

結成当初から歌う場所を失くしても歌を諦めず、歌を届けようとし続けた彼女たちは、アニサマの舞台で2万人を前に歌を届け、夢を確かに1つ叶えた。
それでも、まだ。彼女たちの夢は鳴り止まずにいる。むしろ、夢の舞台に立ったことで、彼女たちは夢を確かめ、夢を更に膨らませ、夢への軌跡を新たに描き始めたのだ。

夢の先で掴んだ『WAND』

『ACE of WANDS(ワンドのエース)』というタロットカードがある。ARCANA PROJECTのプレデビューシングル「ACE of WANDS」の元となったカードであり、光る手が雲から現れて、芽吹いたWAND(棍棒)を握りしめる、というイラストを持つ。

ACE of WANDS(ワンドのエース)

光る手は高次元からの超意識、あるいはこれから起きる未来を表し、棍棒は根源的なエネルギーや情熱、創造を象徴する。そんな「ACE of WANDS」は物事の始まりなどを意味し、「情熱に従い行動する」「困難に立ち向かい、未知に挑戦する」などの解釈ができる。
これはまさに、苦難と試練を乗り越え、夢に辿り着いたARCANA PROJECTの歩みそのものであり、夢の舞台を終えてもなお歩み進めるARCANA PROJECTの今とこれからも占っていると、私にはそう思えた。

夢の舞台で改めてWANDを手にした彼女たちは、現在東名ツアーを控えている。

本稿ではあまり触れなかったタロットカードを基にした世界観も、誰よりも楽曲と作品を思い、歌を一人一人に届けるパフォーマンスも、現地で体感されてみてはいかがだろうか。
もし今回のツアーには行かれなくても、少しでもARCANA PROJECTに興味を持ち、観てみたいと感じてくれるのであれば、ARCANA PROJECTが必ずあなたに歌を届ける日が来ると私は確信している。

この出会いは神秘じゃない 何度でも君と巡り会えるよ

プレデビューシングル 『ACE of WANDS』より

ARCANA PROJECTの歌が、あなたと出会えますように。

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