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窓には光が、

小学生の頃に教科書の持ち方 とやらを担任の先生が生徒約30人に指導していた。
生徒たちはその問いに答えるように次々に先生に見せるが、全て違うと、言われた。
今となっても、あの問いが解けない。
もしかしたら先生はこういうことを教えようとしていたのではないか。

答えのない問題を小学生に解かせよう と
社会に出てから答えのない大海原を渡っていかなければいけない、どの答案用紙をもっていっても、違う、違う と言われ、何を言われても突き返される。それを小学生のうちに、秘密の大人の授業。本当の国語を授業外で教えてくれたのかもしれない。

もしくは、答えのない問題を投げつけて、違う、違う といい続け、憂さ晴らしをするような、お下劣な先生であったのか。

欲を言うならば、そんなに否定しないで欲しかったな。
どの答えも正解って言って欲しかったような気がするようなしないような。


でも僕はあの先生が大好きだった。
小学生のうちにその先生の結婚式にも参加した。
あれが人生最初で最後の結婚式になってしまうのかしら。



本の持ち方の正解があれば教えてください

無知で、阿呆なmako

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