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僕の駐在員日記 #12

これは僕の駐在員としての記録である。

今週は日本から常務が来尼をされ、夜は食事をご一緒させていただいた。僕の拙い語彙力では幼稚な表現になってしまうが、やはり凄い人だなと。常務にまでなる人は、モノの考え方や見え方がこうも違うのかと。
全てを相談しようと思っていたのだが、その前に僕自身考えさせられる話をいただいたのだった。
もっとコミュニケーションを取らないといけない。。それが一番難しいのだが。。。

ちょうどインドネシア語のレッスンの際に、先生からこのような話をしてもらっていた。「日本語・インドネシア語・英語で会話は出来ていても、やはりお互いの母国語でなければ細かい部分までは伝わらない。それが互いの認識の違いになってしまう。貴方がその橋渡しに早くならないとね。」と。
さすがインドネシアの母である。それが僕の役割だ。


今週の出来事(9/9~9/16)

〇ジャカルタジャパン祭り

週末にジャカルタ市内で【ジャカルタジャパン祭り:JJM】が開催をされた。会社の元スタッフを誘ってみると、既にチケットを取っていたため、一緒に行くことに。会場に着くと大勢の人で賑わっていた。

満開の桜

頭上の提灯が祭りの雰囲気を演出し、神輿が練り歩く光景がそこにはあった。友達も楽しんでいたが、僕が一番楽しんでいたかもしれない。
そんな中でも日本のカラオケができるブースがあり、日本語で歌っていたのには驚いた。友達に「彼は意味を分かっているの?」と聞くと、笑顔で「分かってないよ!」とのこと。日本人が洋楽を意味も分からず歌うのと同じ感覚だろう。

カラオケ行きたい。
街中でよく見かけるこの食べ物。ジャカルタの伝統的な料理とのこと。お米を炒って卵と味付けの粉末を入れてクレープ状に巻けば完成。
両国の国家斉唱
夜になるともっと雰囲気が良かった。

改めて日本を好きな人が多いなと思った。日本だけでなく”日本人”をもっと好きになってもらえるようにしていきたい。

〇船便到着

7月に船便で送った生活品がようやく到着した。よくもまあご無事で。中に何を入れたかはもはや覚えていない。この荷物がなくても2ヶ月間生活できていたのだから、必要不可欠なものはないのだが、生活をより華やかにする品々が入っていた。

段ボール3つとゴルフバッグ
これまでの海外お土産など。また海外旅をするために頑張ろうと思う、自分のモチベーションのひとつである。

〇Taman miniに行ってみた

今週は【ムハンマド生誕祭】の祝日が重なり、3連休だった。本当は遠出をする予定だったが、日本と同じで連休は高い。。。ジャカルタ市内で旅行気分を味わえる場所に行ってきた。
【Taman mini:タマン ミニ】はジャカルタ南部にある、各地の伝統的な建物を集めたテーマパークである。栃木にある”東武ワールドスクエア”のインドネシア国内版と思えば分かりやすい。

想像以上に園内は広くて、バス・ロープウェイ・カートなどの移動手段があり、僕はレンタサイクルで回ることにした。建物自体が博物館や休憩施設になっておりそれぞれの出入りが自由だった。

欧米の外国人も多かった。
博物館の入り口
博物館の最上階には立派なモニュメントが。
インドネシアの伝説の鳥ガルーダだと思われる。
謎のお城や、
謎の門。

観覧車もあり、家族で来れる近場のテーマパークだろう。それにしても今日も暑かったので水分補給が欠かせなかった。
案内ができるように、今のうちに色んな場所を巡りたい。


来週もJJMで出会った日本人のサッカーチームに参加して、その次は初心者向けのゴルフ会にも参加をしてみたい。
”DIE WITH ZERO”の考えと、老後に向けた貯蓄と、両方を両立できればよいのだが。

#13へ続く

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