見出し画像

新卒0年目、準備をしよう

こんにちは。
あと数ヶ月で学生生活も終わるので今までしてきた準備を振り返りがてらまとめてみました。
学生生活、長がったようで短く感じます。寂しい気持ちもある反面、とても未来にワクワクしていて気分が良いです。

このnoteはこれから社会人になる皆さん、または新入社員を迎える社会人の先輩方に読んでもらえたらと思っています。

「新卒で活躍したい」「内定者に何を準備してもらおうか?」と思ってる方も多いのではないでしょうか?
どんな時も強い人は準備をしてきている人です。
ここからは具体的に私が新卒0年目でしてきた準備についてお話ししていきます。

入社前に私がしてきた準備は思考法のインプットと習慣化、その他のTipsの3つに分けてお話します。

1.思考法のインプット

画像8

大事なのは小手先のスキルよりも考え方だと思います。もちろんスキルも重要ですが、思考法を身につけた上でスキルを使うことでよりパワーアップするんじゃないかなと思っています。
各思考方法の詳細は他の記事やYouTubeなどさまざまなところにわかりやすく説明があるので読んでみてください。 

論点思考

何が重要なのか見極めるための思考法です。

画像1

画像2

※ 画像引用:amazon 論点思考

ドラッカーもこの論点思考に対して「経営における最も重大な過ちは、間違った答えを出すことではなく、間違った問題に答えることだ」と言っています。

議論をする際に、どの論点で話しているのかをきちんと整理することで短い時間で納得のいく結論を導くことができます。

仮説思考

限られた情報の中から、課題の本質やその解決策をイメージして現状最も妥当な仮説を立てる思考法です。

画像3

ビジネスの世界では100%の情報が集まることはほとんどありません。今手元にある情報の中からいかに妥当な解を導き実行できるかが重要です。その中で仮説思考は非常に役立ちます。

アナロジー思考

これまでの情報や経験から得た学びを法則化し、異なる分野に応用する思考法です。

画像4

最近ONECAREERの上長からもアナロジー思考は大事だよと言われました。
普段から意識しておくと、色々なところで気づきを得ることができます。
例えば、インターンでは合同説明会や座談会運営をします。アナロジー思考ができると普通は他の競合のイベントのやり方をパクろうとなる中、空港という一見掛け離れた場所でテープの貼り方や標識の見せ方を学ぶことができます。

論理的思考

物事を構造化して捉え、筋道立てて考える思考法です。いわゆるMECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)や因果関係の整理をする時にとても使えます。

画像5

これは、相手に伝える時に特に役立つなと感じています。仕事では仲間や仕事相手とコミュニケーションを円滑にとっていくことが非常に重要です。論理的思考が出来るとコミュニケーションがうまくいきやすいです。

逆算思考

ゴールを設定しそのゴールに向かうまでのプロセスを計画して効率的にゴールにたどり着くための思考法です。

画像6

逆算思考は戦略の基本で準備をするために非常に大切です。
また、逆算思考をしていなければ目標設定があまり意味をなしません。目標設定の理由が不明確で目標設定それ自体がゴールになってしまうことが多々あるからです。

デザイン思考

現実を理想に向かってより良く変えることを目的として、難しい問題や未知の課題に対して最も相応しい解決策を導くための思考法です。

画像7

ユーザーを中心に考え、ユーザーよりもユーザーのことを理解することが重要です。そのためには前提や固定概念、バイアスは一切排除して考える必要があります。
nanoFreaksというスタートアップの立ち上げをしているのですが、スタートアップのような業界に革命を起こそうとしている場合にはデザイン思考はかかせない考え方です。課題を広く捉えるのではなくより深く捉えることで本質をついた解決策を提示することができます。

意味付け思考

目的を達成する過程でより早くパワーを持って進めていくことができる思考法です。

物事に意味が有るのか無いのかという問題に対して目的の達成に向けて目標を意味付けるだけで行動力が上がります。

「"モチベーションが低いです"はプロじゃないよね」

これはインターン先であるONECAREERの上司からの言葉です。私が目の前のことに対して頭の中に矛盾が生じていて結果モチベーションが低いと言うことを伝えた時にこの言葉を頂きました。
結局私はその仕事に対して意味付けができていませんでした。目の前の仕事はどんな価値があって何につながっているのかを意味づけることさえできていればモチベーションが低いなんて言葉は出てこないと思います。モチベーションは基本的には自己管理するものなのでそれが出来てない時点でプロじゃありませんでした。

2.習慣化

画像9

チャレンジの習慣

仕事を進めていく上で失敗するのは当たり前です。失敗を怖がらずにどんどんチャレンジする習慣をつけましょう。
ただ何も考えずにチャレンジするのではなく、仮説を持った上でチャレンジし検証を繰り返していきましょう。

振り返りの習慣

振り返りはチャレンジを学びに変える上で非常に重要です。
失敗を2度繰り返さないためにきちんと振り返るようにしましょう。YWTや1on1なども振り返りのフレームワークの1つです。

インプットの習慣

定期的に情報をインプットする習慣をつけておくととても強いです。本や記事を読んだり素晴らしい方の話を聞いたりすることで「あ、このやり方使えるかもしれない」という気づきを持つことができます。
自分の武器を増やしましょう。

タスク管理の習慣

タスク管理は習慣づけるととても強いです。仕事を忘れることがなくなりますし頭の中もスッキリします。ポイントとしては以下2点です。

・どんなに細かいタスクでも全てそのタスクをやる時間をカレンダーに入れ込むこと
・プライベートと仕事を同レベルのタスクとして捉えること

情報シェアの習慣

情報シェアをすると自然とアウトプットするので自分の学びになることはもちろん、色んな人からのフィードバックを受けられたり更なる情報が自分のもとに入ってきたりします。
面白いニュースがあったら自分の解釈や意見を加えてシェアしてみるのはおすすめです。

3.その他のTips

画像10

アハ体験をしよう

一緒に筋トレをしている師匠に最近言われた言葉です。
「まこと、アハ体験してる?」
正直まじで意味がわからなかったです。そこで調べたのですが、わかったぞ!という体験を表す言葉でひらめきや創造性において非常に大切な脳の働きです。
アハ体験が生まれやすくするためには脳をリラックスさせる必要があり、"何もしないこと"をします。情報のインプットをできるだけせずにぼーっとするのですが、やってみると結構リラックスしてひらめくので普段どれだけ情報の渦にいるのかがわかります。

わからないことはわからない

賢い人にありがちですが、わかっていないのにわかったと言ってしまうことがありますよね。
ただ、わからないことはわからないので「わからないです」と伝えましょう。わかったフリをして仕事を進めてしまうともったいない時間の使い方や仲間への迷惑がかかってしまいます。
プライドを捨てることも時には必要です。

質問の仕方は気をつけよう

質問の丸投げはやめましょう。人に質問をする時は、安易に答えだけを求める聞き方は避けたほうがいいです。
前提情報が不十分な質問は、回答者に無駄な負担を強いります。以下の要点を抑えて質問しましょう。
①質問
②質問の背景/意図
③質問に対する自身の意見

対話をしよう

仕事をすると立場が上や下ということが出てくると思います。しかし、コミュニケーションは対等に取りましょう。
よくありがちなのが遠慮と配慮を履き違えていることです。遠慮というのは自分のためにするものでこれはやめたほうがいいです。
しかし、配慮はしなければなりません。相手が何を考えているのかをしっかりと想像し対話をしましょう。

チームで物事をすすめよう

会社で仕事をするときは基本的に1人じゃありません。学校の勉強は1人でやることが多いですが、仕事となるとそうはいきません。なぜなら1人では出来ないことをチームで成そうとしているからです。
チームでやるからには、お互いを頼るようにしましょう。仲間を頼ることでチームとしての真の価値が発揮されます。

Feedback is gift

これはONECAREERの上司がよく言うとても好きな言葉です。フィードバックはギフトで、たくさんあげるようにしようと言う考え方です。もらった方も捨てずにきちんと受け取りましょう。

リーダーシップをとろう

リーダーシップとは責任であり、信頼で、仕事です。リーダーだけにリーダーシップが求められているわけではなく全員が持ちましょう。
私はサッカーをやっていたのですが、お互いがお互いに指示し高め合うチームがやっぱり強いですよね。

100%のアウトプットを最初から狙わない

学校では100%のアウトプットを最初から狙いますが仕事ではそうではありません。
アウトプットは段階的にチームや関係者に確認を取りながら進めるととても良いです。20%、50%、80%で順次フィードバックをもらいながら進めます。
早い段階で確認を取りながら進めることで、作業の手戻りを減らし、効率的に業務を進めることができます。また、自然とチームや関係者の意見を取り入れることになりアウトプットの精度が上がります。

時間がかかる部分の短縮をしよう

仕事は思っているよりもずっと、雑務のようなことが多いです。
例えば営業と聴くと、お客様に対してヒアリングして自社の製品を提案している姿を思い浮かべがちですがそれ以前の過程が非常に重要です。そのアポイントをとるために顧客リストをつくって死ぬほどテレアポしたり、お客様のことを事前に調査して資料を作成したりと。
なので、その過程における毎日する作業の効率化を計りましょう。具体的にはPCでよく使う言葉をユーザー辞書に登録したり、Googleの追加機能をつかったりです。


長くなりましたが、以上が新卒0年目に私がしてきた準備です。まだまだ足りない部分が多いので残りの数ヶ月でできる限り身につけていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!
2020年も素敵な一年にしましょう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?