キャッシュ・フロー計算書、学び直しメモ。

キャッシュフロー計算書

企業の活動で得られた収入  -  外部への支出、で、手元に残る資金の流れ、を表している
= 各活動ごとのお金の増減を報告している書類

・前期からの現金の増減の動き、現金増減の活動別の動きの内訳、を表す

 ・営業活動、投資活動、財務活動、で構成されている一連の流れを、キャッシュの動きから教えてくれる

貸借対照表では
◎ 前当期を比較すると、現金の増減額を把握出来る
✗ 増減の理由は、貸借対照表では把握出来ない

・キャッシュフロー計算書は、現金の増減や、どのような理由で現金が増減したのかまで明らかにしてくれる

キャッシュフロー計算書 大事な4つの視点

① 営業活動:本業の営業活動による現金の増減
= 本業の営業活動で、現金がどの程度増減したか、を表す
・営業損益取引、税金、利息、など
・営業キャッシュフロー
+:本業は順調、そこで得た資金を投資活動の財源、株主への利益還元の財源にする
-:他の活動で補わなければいけない、事業基盤の改善

② 投資活動:投資による現金の増減
=企業の投資活動で、現金がどの程度増減したか、を表す
・設備投資、子会社への投資
・営業活動や財務活動により流入した現金を投資して、事業拡大を目指した動きを取れているか、が大事
= 投資の財源はどこからなのか? / 投資先は、どこか? / 投資する市場は、どのステージでどの程度の投資を行っているのか?、を読み取る必要あり

③ 財務活動:資金調達と返済による現金の増減
= 資金調達と返済で現金がどの程度増減したか、を表す
例 )企業が上場し資金調達をした場合、この区分が大きくプラスとナルことが多い

④ 期首残高、期末残高
・期首残高:元々手元にあった現金
・期末残高:営業、投資、財務活動を行った結果、現時点で手元にある現金


ソフトバンクとKDDIの比較

ソフトバンク
・外部から有利子負債での借入を行い、積極的な投資活動を行っている

KDDI
・本業で入ってきたお金の範囲内で投資、資金の返済、配当を行っている、健全なキャッシュフローの形の1つ

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